戦う飛行船―第一次世界大戦ドイツ軍用飛行船入門

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戦う飛行船―第一次世界大戦ドイツ軍用飛行船入門

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  • サイズ B5判/ページ数 233p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784802211871
  • NDC分類 538.5
  • Cコード C0031

内容説明

大戦を戦い抜き、燃え尽きたドイツ空中艦隊の栄光と悲惨。ドイツ帝国陸海軍が誇った飛行船はなぜ、空という新たな戦場でゲームチェンジャーになれなかったのか。メカニズム、戦闘記録、各種任務、部隊編制、運用、人物まで、描き下ろしイラスト、貴重な写真、図版を多数交え、WW2ドイツ飛行船を徹底解説する。世界初の戦略爆撃、水上艦艇との決闘、長距離哨戒飛行、地上部隊の支援爆撃、ユトランド沖海戦、アフリカ飛行まで…手に汗握る黎明期の「空の戦い」の全て。

目次

第1章 飛行船の技術と発展(飛行船に関する基本事項;飛行船が飛ぶ原理 ほか)
第2章 飛行船の運用(ドイツ陸海軍の飛行船の任務及びその用途;ドイツ陸海軍の飛行船に関する組織 ほか)
第3章 第一次世界大戦におけるドイツ軍用飛行船の戦い(戦力の拡充と緒戦の活躍(開戦から1915年末まで)
“分水嶺”戦略兵器としての飛行船の敗北(1916年) ほか)
終章 「それでも、飛行船は飛ぶ」(ドイツ飛行船団の滅亡;兵器としての飛行船の“成果”と限界 ほか)

著者等紹介

本城宏樹[ホンジョウヒロキ]
1981年生まれ。2004年、一橋大学経済学部卒。同年国産自動車メーカーへ入社し現在に至る。2013年より社会経済史学会会員。2020年、処女作「ツェッペリン飛行船団の英国本土戦略爆撃」(日本橋出版)上梓。2021年、NHK BSダークサイドミステリー「空のタイタニック・ヒンデンブルク号の悲劇」制作に協力、ゲストとしてスタジオ出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

5
第一次世界大戦時、ドイツ軍が編成した飛行船部隊の戦いを網羅した貴重な内容。ツェッペリン伯爵による飛行船の実用化への道から、大戦勃発による急速な戦力化、各戦線での激闘と敵英国の対策によって打ち破られていくまでの、僅か数年間の栄光と没落の歴史を多方面から解説している。飛行船の構造、運用、部隊編成、そして戦闘記録をB5版の大きな図版で当時の写真、絵葉書、イラスト(写真は細部が不鮮明なこともある)も駆使しながら見せる。よく知られているイギリスへの戦略爆撃は、当初の戦術使用が上手くいかず、消去法で採用されたのだった2023/01/21

相馬

3
第一次世界大戦のドイツ軍用飛行船の記録。技術と発展、運用、戦い、といったことが詳しく書かれていて、貴重な記録となっている。2023/10/01

たい

3
すごく面白くて、とてもわかりやすい。機体解説から運用、戦歴まで幅広くカバーされている上に、それぞれが具体的にイメージできるほど詳細で、更にその中で「飛行船という装置の性質」「発展の方向性」が何度も示されている。このレベルの完成度は他の分野でも中々無いのでは。飛行船のことを全く知らない状態から読み始めていたのに、読み終わる頃にはとても理解できた満足感がある。 文章も読みやすいし、興味をそそるコラムも充実していて楽しい。個人的には、初期の戦略爆撃に関して経緯や反応を含めて知ることができたのも嬉しかった。2023/02/19

ひっし~

1
最近見たとあるアニメで飛行船から爆弾を投下するシーンがあったので、史実はどうだったんだろうと興味が湧いて、探して読んでみました。いや、「入門編」とありますが、開発前史から詳細な運用方法、そしてもちろん実戦での功績と凋落に至るまでこと細かく書かれていて、これを読めば軍用飛行船「マニア」の入り口に立てる気がします。ちなみに史実で投下した爆弾は、アニメで描かれたドラム缶のようなものではなく、ちゃんと安定翼のついた爆弾らしい形状のものだったようですね。あのドラム缶は、帝国海軍の対潜爆雷の形状に近いんでは…w2024/03/03

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