内容説明
大戦を戦い抜き、燃え尽きたドイツ空中艦隊の栄光と悲惨。ドイツ帝国陸海軍が誇った飛行船はなぜ、空という新たな戦場でゲームチェンジャーになれなかったのか。メカニズム、戦闘記録、各種任務、部隊編制、運用、人物まで、描き下ろしイラスト、貴重な写真、図版を多数交え、WW2ドイツ飛行船を徹底解説する。世界初の戦略爆撃、水上艦艇との決闘、長距離哨戒飛行、地上部隊の支援爆撃、ユトランド沖海戦、アフリカ飛行まで…手に汗握る黎明期の「空の戦い」の全て。
目次
第1章 飛行船の技術と発展(飛行船に関する基本事項;飛行船が飛ぶ原理 ほか)
第2章 飛行船の運用(ドイツ陸海軍の飛行船の任務及びその用途;ドイツ陸海軍の飛行船に関する組織 ほか)
第3章 第一次世界大戦におけるドイツ軍用飛行船の戦い(戦力の拡充と緒戦の活躍(開戦から1915年末まで)
“分水嶺”戦略兵器としての飛行船の敗北(1916年) ほか)
終章 「それでも、飛行船は飛ぶ」(ドイツ飛行船団の滅亡;兵器としての飛行船の“成果”と限界 ほか)
著者等紹介
本城宏樹[ホンジョウヒロキ]
1981年生まれ。2004年、一橋大学経済学部卒。同年国産自動車メーカーへ入社し現在に至る。2013年より社会経済史学会会員。2020年、処女作「ツェッペリン飛行船団の英国本土戦略爆撃」(日本橋出版)上梓。2021年、NHK BSダークサイドミステリー「空のタイタニック・ヒンデンブルク号の悲劇」制作に協力、ゲストとしてスタジオ出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
相馬
たい
ひっし~
-
- 和書
- 環境文化 56