内容説明
第一次世界大戦中、西部戦線で展開された塹壕戦を打開すべく、イギリスで世界初の戦車・Mk.I(菱形戦車)が開発された。同様の兵器はフランスやドイツでも開発され、戦間期および第二次世界大戦を通じて発展し、陸戦における主要兵器の座にのし上がった。本書では日本、ドイツ、イタリア、イギリス、フランス、ソ連、アメリカといった各国で開発・生産された代表的な戦車を取り上げ、各車をわかりやすく解説する。また、戦車に近い運用が行われた突撃砲、対戦車自走砲(中でも装甲で覆われた戦闘室により乗員を保護する車両)といった装甲戦闘車両についても取り上げる。
目次
日本軍の戦車
ドイツ軍の戦車
イタリア軍の戦車
イギリス軍の戦車
フランス軍の戦車
ソ連軍の戦車
アメリカ軍の戦車
その他の国の戦車
著者等紹介
齋木伸生[サイキノブオ]
1960年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了、博士課程修了。経済学士、法学修士。小学校時代から戦車などの模型にはまる。長じて戦史や安全保障の問題にも興味を持ち、国際関係論を研究。研究上はソ連・フィンランド関係とフィンランドの安全保障政策が専門。軍事・兵器に関しては陸海空に精通。特にソ連兵器と世界の戦車のエキスパート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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F4ふぁんとむ
3
やっぱ戦車はドイツだ。2022/02/13
kaz
1
戦車と言えば、やはりドイツ戦車のデザインが最も好き。図書館の内容紹介は『およそ100年前の戦場に誕生した、陸戦の王者・戦車。日本をはじめ、ドイツ、イタリア、イギリスなど各国で開発・生産された第一次・第二次大戦の代表的な戦車を取り上げ、わかりやすく解説。装甲戦闘車両も取り上げる』。 2021/06/29
うめうめ
1
ガルパン声優が監督に勧められた戦車本の改訂版?世界各国の戦車をまとめてくれる一冊。説明の冒頭にちゃんと3行でわかるコメント付き。写真や図版も豊富でとても読みやすくて面白い。2021/03/31
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