内容説明
東海道線は日本で最も歴史の古い鉄道路線であり、古今東西の物流を支え続けてきている大動脈。本書ではそのすべての駅を順に取り上げていく。住宅地の中にある、くらいしか特徴がないと思った駅に意外な歴史が潜んでいたり、駅前の一角に気になるものがあったり。延長は支線をのぞくと589.5kmに及ぶ。本線だけで154駅。海あり山あり大都会あり。起伏に富んだ東海道線のひとつひとつの駅に降りていく。そんな途方もない旅を、はじめよう。
目次
第1章 堂々の15両編成が首都圏の通勤輸送を担う 東京~熱海(東京;新橋 ほか)
第2章 分け入っても分け入っても静岡 函南~二川(函南;三島 ほか)
第3章 日本第三の都市、名古屋都市圏をゆく 豊橋~醒ケ井(豊橋;西小坂井 ほか)
第4章 ついに関西へ突入、千年の都を目指す 米原~島本(米原;彦根 ほか)
第5章 二大都市のもう一方へ、そして589.5kmの果てに 高槻~神戸(高槻;摂津富田 ほか)
著者等紹介
鼠入昌史[ソイリマサシ]
1981年東京都生まれ。週刊誌・月刊誌などにあらゆるジャンルの記事を書き散らしつつ、鉄道関係の取材・執筆も継続的に行っている。文春オンライン・東洋経済オンラインなどに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
4
「降りて、見て、歩いて、調べた」とあるけど、基本は駅の話。なので鉄道好きな人にとっては面白んじゃないかな。一般の人にとってはちょっとマニアックすぎる気が。2020/03/20
ドッケン
3
旅行している気分を味わえて楽しかったです!2022/10/23
K
0
(2019,686.21)しかし高塚の描写ひどくない?とか、愛野ができてありがとう!とか、どこまで行っても静岡がとまらないあたり、沿線民は楽しめると思う。目次替わりに地図、キロ数などがあるともっとよかったな。2021/05/20
インテリ金ちゃん
0
東海道線154駅を乗り通したことはない。18きっぷでかなりの距離を移動した際、駅に停まるたびにどんな感じの駅舎か駅前はどうなっているか気になることはあった。今はできないが、この本片手に乗り通すのも面白そうだ。2021/04/24
Takahide✈Yokohama
0
東海道線と案内されている電車が停まる駅が対象とのことで、東海道本線場を走る横須賀線や京浜東北線の駅は載っていません(別途コラムに記載)。びわこ線や京都線、神戸線と案内され通勤型電車しか止まらない駅を拾うなら、横須賀線と京浜東北も拾っても良かったのではないかと思う どんな駅でも無理やり(?)2ページは書いているが、半頁程余白のある穂積駅が一番大変だったのかな?2020/10/07




