目次
第1章 人工衛星とロケット基礎知識(宇宙自衛隊誕生?ミリタリーと宇宙開発の関係;衛星のキホン1 種類と軌道 ほか)
第2章 ミリタリー衛星の種類(大気圏外のスパイ―偵察衛星の誕生;宇宙に浮かぶデジカメ―現代の偵察衛星 ほか)
第3章 ミリタリーと宇宙開発(表裏一体の関係―弾道ミサイルと宇宙ロケット;事実上の弾道ミサイル?北朝鮮のロケット ほか)
第4章 日米中露の宇宙開発(日本の軍事宇宙開発1 陸海軍のロケット研究が母体;日本の軍事宇宙開発2 秘密の衛星“情報収集衛星” ほか)
著者等紹介
大貫剛[オオヌキツヨシ]
宇宙・科学ライター/コミュニケーター。1973年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、公務員となるものの「世界」を宇宙に拡げることを仕事にしたいと考えて独立。宇宙関連ベンチャー企業の設立や宇宙、スカイスポーツ関連の執筆など様々なジャンルで活躍。2018年末より月刊Jウイングにて「宙防(チューボー)ですよ!」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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vinlandmbit
53
タイトルからは少し別の印象を受けますが、中身は意外にしっかりと人工衛星もロケットもデュアルユースの両面を纏めてくれており、広範囲に渡って理解が足りていない部分を気づかせてくれました。特に初学者に最適な良書です。2021/01/05
しゅわっち
26
面白かった。著者に感謝いたします。ウクライナ侵攻で、ニュースを深く理解するために手に取った。だが、それ以上の価値があった。宇宙開発によるロケットと人工衛星のことがよくわかる。また、民需と軍需の両輪で、うまく物事が進んでいることがわかる。世界情勢によって、どのようになってきたがわかった。また、イエローマスクとホリエモンが宇宙開発によって何をしたいかがわかった。今後通信は宇宙開発が主役になるように感じさせる本であった。宇宙開発を知りたい人は、読むべき本に思いました。2022/05/08
はやぶさ
5
弾道ミサイルと宇宙ロケットの違いは先端に爆弾をのっけるか、人工衛星をのっけるかの違いだそうで。宇宙開発黎明期は、弾道ミサイルを利用して人工衛星を打ち上げていたそう。初心者向けに分かり易くなっています。宇宙好きの私には物足りないくらい。2021/10/17
鈴木
1
軍事衛星と民間衛星がほとんど同じという事実を初めて知った、、、!! バスという用語も初めて知る。入門としてとても読みやすい! メガコンステレーションに関する記述はそこまで多くなかったかも。2021/04/25
ゴジラ 芹沢
1
初心者向けに、基礎から分かりやすく解説してある2020/06/02