内容説明
鉄道と街の接点として、欠かせない存在である駅。その切符売り場や改札、待合室といった施設を備えた「駅舎」は、時代に合わせて常に変化してきた。本書はそんな駅舎の変遷を見続けてきた筆者がセレクトした319駅について、「高架化」「リニューアル」などのテーマ別に新旧の姿を徹底比較。現在の駅舎はもちろん、失われてしまった懐かしい過去の情景を本書で振り返ろう。
目次
特別編
なつかしの名駅舎
駅ビル化
高架化
橋上化
合築化
改修
減築
解体
移転
衰退
発展
被災
脱貨車
その他
著者等紹介
西崎さいき[ニシザキサイキ]
昭和40(1965)年岡山県岡山市生まれ。昭和56年(1981)年、高校入学祝いに祖父にカメラを買ってもらったのを機に駅舎撮影をはじめる。国鉄赤字路線の廃止予定駅を中心に撮影をすすめ、平成18(2006)年6月、函館本線・蕨岱駅にてJR全駅訪問達成。サイト「さいきの駅舎訪問(http://ekisya.net)」運営。各メディアに駅舎画像提供多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっそ
8
Before・Afterで比較できて楽しい。浜寺公園と諏訪ノ森はどう変わるのか?2021/03/14
古谷任三郎
8
縮小された駅の項目を見ると、地方が圧倒的に多い。地方疲弊の現実を思い知らされる。2019/07/22
hirorin
7
図書館で目について読むと言うか眺めました。知らない地方のものもあるけれど、関西地区の駅もたくさん。県内の私鉄の駅もありました。写真を見ると、昔の駅舎の方がレトロで趣あっていいなとは思うけれど、耐震化や新システム、設備の関係で致し方ないんだろうな。結構、戦前までに作られた駅舎が最近まで残っていたのにびっくり。戦争も潜り抜けて、昔の建築はしっかりしていたのかな?2022/12/31
海戸 波斗
4
ありがとうございます。たいへん興味深いです。日本って、スクラップ安堵ビルド、うふふ。安堵って、いいわね。どんどん変わればいいわ、機能的新しいものが気持ちいいじゃん。これが、私の知ってる馴染みのある日本だよ。ステキだわ。2019/08/10
あひる
3
駅舎ってどんどん変わっていってるね。私の地元もきれいになってた。でも、まだまだ無人の駅も多いのね。2019/08/11