出版社内容情報
落ち込んだときの「くよくよ」強い陽射しの「さんさん」歩く様子の「とことこ」など、日本語にはたくさんの「オノマトペ(擬態語・擬音語・擬状語など)」があります。
子どもにとって親しみのあることばでもあり、ゆたかでたのしいオノマトペの世界を、イラストで解説。オノマトペがもつニュアンスを、見た目で体得し、似た意味や反対の意味を持つオノマトペとくらべることで理解を深めます。楽しみながら語彙をふやし、言葉に対する感覚(=語感)をみがくために役立つ国語のシリーズです。特に本書では、「聞いたことはあるけど使ったことない」ようなオノマトペを多く掲載。近代文学の用例も多数紹介し、作文や日記などで、表現の幅が広がります。
この巻では、人のいろいろな動きを表すオノマトペを紹介します。
内容説明
日本語には、たくさんのオノマトペがあります。このシリーズは、豊かで楽しいオノマトペの世界をイラストと意味、使い方などで解説。似た意味をもつオノマトペとくらべることで、理解を深めます。楽しみながら使える言葉をふやし、言葉に対する感覚(=語感)をみがくシリーズです。
目次
歩く・走る
起きる・立つ
寝る
さぼる
痛む
つかれる
元気な
体型
ふるえる
見る
食べる
飲む
言う・話す
著者等紹介
小野正弘[オノマサヒロ]
明治大学文学部教授。日本語学会理事・日本近代語研究会会長。専門は日本語の史的研究(文学・語彙・意味)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
日常的に、自分でもよく使っているオノマトペが満載です。 似たような言い方でも、ニュアンスの違いが実感できました。 用例としての比較を見ると、なるほどなと思います。 日常的なオノマトペは、意外と子どもたちから発せられることは多くなく、大人の言い方を聞いているように思います。 あまりおかしな使い方をしないように注意したいと感じました。2020/10/10
オキャベツ
1
【きっかけ】久し振り本館で。ジャパングルに出てきたオノマトペの歌を、うまいことM小2が歌うので、借りてみた。【感想】自由で自作でいーじゃん、身内に通じればいーじゃん、とかねがね思うのだが、それにしても、よく集めたな~。2020/05/25