内容説明
旅客機開発の失敗は、すべての巨額ビジネスの成否の教訓となる。
目次
ドルニエの超大作は、航空史に残る悲喜劇の主人公に―ドルニエDoX(ドイツ)
一瞬で時代遅れとなってしまった、木と鉄と布の巨人機―フォッカーF・36/F・22(オランダ)
爆撃機の血が騒いだ荒くれ旅客機、波乱の生涯―アブロ・テューダー(英国)
重爆のコンベアにボロ負けした、飛行艇のマーチン―マーチン2‐0‐2/4‐0‐4(米国)
ジェット旅客機時代を切り拓いた先駆者の、偉大な悲劇―デ・ハビランドDH106コメット(英国)
大西洋の空の覇者を狙った、超巨人旅客機の野望、潰える―ブリストル・ブラバゾン(英国)
大器が晩成したのは「定年退職」目前だった…―ブリストル・ブリタニア(英国)
プロペラ大型旅客機のライバル同士、意地の頂上決戦は共倒れ―ダグラスDC‐7C(米国)ロッキードL‐1649(米国)
急変した市場環境に葬られた、セスナ渾身のチャレンジ―セスナ620(米国)
DC‐3の後継を狙うも、破滅に向ってひた走る―アビエーション・トレーダースATL‐90アカウンタント(英国)〔ほか〕
著者等紹介
帆足孝治[ホアシコウジ]
航空新聞社週刊ウイング編集長、イカロス出版代表取締役社長を経て、現在同社顧問。幼少の頃より航空を趣味とし、社会人となってからは世界の航空機メーカーの取材を数十年に渡って経験。豊富な経験と知識、そして資料をもとに執筆活動を続けている。航空ジャーナリスト協会副会長
阿施光南[アセコウナン]
航空工学を専攻した学生時代からフリーランスカメラマン、ライターとして活動。オールラウンドな航空ジャーナリストとして40年以上のキャリアを持つ
山下白洋[ヤマシタハクヨウ]
主に1970年代以前の小型機や旅客機を中心とした民間航空機マニア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yyrn
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