出版社内容情報
国鉄初のディーゼル特急として誕生したキハ81系、それを改良して全国に特急網をつくったキハ82系は、忘れることのできない人気車両だ。その誕生から終焉までを、数多くの当時の貴重な写真、図版を通して解説。またいちファンとしてのディーゼル特急への思い、出遇いの印象など、鉄道好きに通じることばで綴っていく。最初の特急「はつかり」の登場から、全国にディーセル特急が広まっていくようす、また、その引退の記述など、ひとつの記録としても手許に置いておきたくなる一冊。
目次
特集1 ディーゼル特急の登場と拡大(ディーゼル特急のはじまり;キハ81系初見参;1960年代ディーゼル特急考 ほか)
特集2 81系、82系の残された足跡(北海道;東北、東日本;中部、西日本 ほか)
特集3 折々に出遇った81系、82系(キハ81系への憧れ;キハ82系「白鳥」;「あすか」のこと ほか)
著者等紹介
いのうえ・こーいち[イノウエコーイチ]
岡山県生まれ、東京育ち。幼少の頃よりのりものに大きな興味を持ち、鉄道は趣味として楽しみつつ、クルマ雑誌、書籍の制作を中心に執筆活動、撮影活動をつづける。季刊「自動車趣味人」主宰。株)いのうえ事務所、日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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