出版社内容情報
【同人版30万DL突破!! 麗しき使用人と不器用な主人の恋へと続く物語。】
「女の子として繭のことを考える か…」(耀一郎が…男の覚悟を決める!?)
夏の終わりーーみんなで海水浴に行って友情を深めるべき…という綴(つづり)の提案で、『泊まりがけの懇親会』に出掛けたご一行。
楪(ゆずりは)を筆頭に女性陣は思い思いに楽しむなか、人混みが苦手な耀一郎(よういちろう)はひとり別行動をしていた。のだが…そこに乗り込んでいった蛍(ほたる)は、繭(まゆ)のことをどう思っているのかを単刀直入に問いかけるーー。
使用人と主人との関係が、季節の移ろいとともに色気を帯びる。ふたりの未来が動き出す第3巻。
【蛍が…恋のキューピッドに!?】
第1&2巻に続き、描き下ろしイラスト満載&時代背景解説ページも収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
燃え尽きタコ
15
読む前に望んだ、頭空っぽにして頬を吊り上げる事ができたのは冒頭の1話のみだったが、メインキャラの深掘りという意味でも繭との関係性の進展という意味でも進んだ巻だった。 耀一郎が同人版同様の破廉恥郎になる日も近いのかもしれない。 それはそれとして漬物の反応卑怯すぎないかなマジこの男??天然あざとリスト。2024/09/20
うっかり呑兵衛
3
描写の端々に時代考証がしっかりされているのが感じられていたが、巻末の解説を読むとさらに深まる。大正~昭和初期のレシピ集は気になる……。一方で水着に関する考察と結論としての開き直りには笑う、納得。2025/02/28