出版社内容情報
リコ、レグ、ナナチ、ファプタの4人は、
呪詛船団と一時的に共同戦線を張り、
ついに深層七層【最果ての渦】へと足を踏み入れた。
魂やアビスの本質についてスラージョと語り合う中、
いつの間にか一行は感覚の逆位相へと陥ってしまう。
さらに、姿の見えない謎の存在から逆襲を受けることに――!?
尊崇と侮蔑が入り混じる
大冒険活劇、第十三巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
61
アビス深界七層、呪詛船団員たちとの共同探索。ボンドルト卿の前例がトラウマとしてあるので、スラージョを信用して良いのかしらん?ではある(個人的に)。ボンドルトの尖兵たちも近くにいるみたいだし。そして『メイドインアビス』での“魂”の意味合いが、スラージョによって推察されたが、我々の世界線とはかなり意味が異なる感じ。まだ謎は深まりそう。物語は強大な存在の襲来により、大きなうねりを迎える。救出されたナナチ。その無惨な姿、ナナチの魂の行方は・・・。2024/09/03
サンゴ
29
んなぁ〜2024/08/30
ささきち
18
表紙のナナチ超可愛い!からの~この落ちですよつくし卿に人の心はないんか!と当然ないのに言いたくなりましたよ。そんで今回の話だけど…久しぶりのせいか凄く読みのが難しくてな正直よくわからなかったよ。特に後半の不可視の生物との戦いはどう読めばいいんだ?というほどコマ割り?というか表現が難しくて???状態で読むしかなく気がついたら終わってたわ。全体的にわからない状態だけど最後のナナチは大丈夫なのか…傷だらけの穴だらけで足の方向とかもおかしいしレギュラーメンバーはつくし卿にも慈悲はあったりしないんか?と期待してます2024/10/28
へ~ジック
17
ナ、ナチが…!どこか猟奇的で倒錯的で悲劇的な姿になっちまった…!最後まで読んだ上でもう一度表紙の笑顔のナナチを見ると背徳的な悦びと、喪失へのお畏れ、災いと幸福の落差に当てられて目眩がしてくる…!2024/08/30
kenitirokikuti
16
Kindleにて。配信サイトでは、「渦中厄場」の導入まで進んたところて半年以上も更新ストップしてたのだが、単行本には「渦中厄場」前後編100頁ほど先行収録されている。第七層の「ふつう」のモンスターとの遭遇みたいだが、設定コラムには、第七層の上昇負荷「確実な死」を無視して浮遊・立体機動しているとあり、怖ァ…2024/09/02