出版社内容情報
この世界には、ツノが生えた人間と、ツノが生えていない人間がいるーー。大学3年生になった八木沢つの子は、同じゼミの花坂くんに恋をしていた。花坂くんが好き過ぎて乙女な?妄想に浸りがちなつの子には告白出来ないある理由がーー!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pochi
1
面白い設定ではあるけどぶつける以外の活用があんまりないかな。ラブコメだけで展開するのは難しかったのか。2023/09/17
みやしん
1
ツノの生えている/いない人達が交ざりあっている社会。ツノ持ちは遺伝学的に当たり前に存在するのに、インフラ含めやんわりと差別が垣間見える。この辺りどこかのBLM(暴動も略奪も無いが)みたいと言うと不謹慎だろうか。そんなツノ持ちのコンプレックスが本作の下敷きだが、同時に主人公が自分のツノの大きさに全く気を配れていないのも無理がある。古い家に育った身長の高い子は鴨居とかをくぐる時、負担がかからないように自然と首を屈める事が身につくんだけど。2020/09/10