感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
15
美大時代の同級生で、サラリーマンをやっているアキトと版画家として成功したハル。ある日、ハルがアキトの部屋に転がり込んできて、そのまま暮らし始めます。それっぽい雰囲気はありますが、直接的な描写はないのでご安心を（誰が？）後輩の須賀とアキトの会話は良かったのですが、それ以外の部分では強く惹かれる部分がないまま終わってしまいました。『がんばれ！メメ子ちゃん』の沢子、『まい・ほーむ』の堀川史郎（舞の父親）が出てきたのは良かったのですが・・・2018/04/05
文花
9
ふと思った。男嫌いの女はビアンなのか。女嫌いの男はゲイなのか。ラブがなくても、ライクだけで生きていける。2022/04/23
わった
7
美大出身同士の、遊び人サラリーマンと対人恐怖症の版画家の二人暮らしの物語。むんこ先生の持ち味である、あちこちに転がる笑いと、ちょっとの感涙。今回はそれらにダークさも混じっていて大人なテイストでした。そしてサラリーマンの勤務先が、マイホームのパパと同じ商社！こういう繋がりが読者を楽しませてくれるので、とても好きです。面白かった。2022/10/16
へへろ～本舗
5
対人恐怖症の版画家とヤリチンリーマン二人の同居話。二人ともホモじゃないっていってるけど、ニアで立派な共依存。ニヤニヤしながら読了2018/02/28
ゆっき～
4
天才版画家だけど対人恐怖症のハルと、上手な絵を描くけどサラリーマンの道を選んだアキのちょっと変わった同居生活のお話。むんこさんってほんの少しの哀しみを含んだあたたかなファミリーもののイメージがあったのですが、これは成人男子ふたりが主人公で、ほかの作品よりグッと温度というか彩度が低くほんのりとした色気を感じました。(最近商業BLを読んでいるからでしょうか)この１冊で終わるのはちょうど良いようなさみしいような。竹書房のでもほかの出版社のでもいいので、またどこかで幸せにやってるふたりの姿を見られたら嬉しいです。2018/08/05
