出版社内容情報
近年の異常な暑さによって、スポーツ(高校野球その他)でとくに多く見受けられる熱中症や脱水症状、足攣り等のメカニズムを科学的に分析して、その予防法や対処法を示すことで熱中症のゼロ化を目指す!
内容説明
熱中症ゼロ化宣言!脇の下や足の付け根を冷やすことは冷却効率が悪い。攣ったあとにどうすればいち早く回復できるのか。屋内プールにも熱中症になる危険性が潜んでいる。冬のスポーツでも熱中症になる…ほか。新事実の数々が明らかに!
目次
第1章 熱中症を科学する
第2章 戦略・戦術的熱中症対策を科学する
第3章 暑熱順化を科学する
第4章 冷却を科学する
第5章 水分補給とサプリメントを科学する
第6章 食事を科学する
第7章 睡眠を科学する
第8章 熱中症の対応を科学する
第9章 現場の声を科学する
著者等紹介
笠原政志[カサハラマサシ]
1979年7月14日、千葉県出身。習志野市立習志野高校野球部時代は主将を務め、国際武道大学および同大学院にてコンディショニング科学について学ぶ。その後、鹿屋体育大学大学院博士後期課程体育学研究科を修了して、体育学の学術博士となる。科学的知見をもとにした競技力向上から傷害予防に関するコンディショニングにおける情報発信をしつつ、小学生からトップアスリートまでコンディショニングサポートを行っている。専門はアスレティックトレーニング、コンディショニング科学。現在は国際武道大学教授、NPO法人コンディショニング科学研究所副代表理事、jscハイパフォーマンススポーツセンターアドバイザーなどを務めている
清水伸子[シミズノブコ]
1989年8月2日生まれ、埼玉県出身。花咲徳栄高校では女子硬式野球部の主将を務め、第7回全国高等学校女子硬式野球選抜大会優勝、第11回全国高等学校女子硬式野球選手権大会準優勝。国際武道大学および同大学院にて学生トレーナーとしての活動に従事しながら、コンディショニング科学について学ぶ。その後、国際武道大学コンディショニング室非常勤職員、同大学助手を経て、国際武道大学准教授、一般社団法人千葉県アスレティックトレーナー協議会理事、公益財団法人日本ライフセービング協会スポーツ医科学委員などを務めている。専門はアスレティックトレーニング、コンディショニング科学。スポーツ現場の救急法を指導者やトレーナーなどを対象として普及・啓発を行っている。また、スポーツ外傷・障害予防や競技力向上のためのコンディショニングなど、ジュニア・ユース選手からトップアスリートまでサポートしている。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト、日本ライフセービング協会BLSインストラクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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