竹書房怪談文庫<br> 禍いの因果―現代奇譚集

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竹書房怪談文庫
禍いの因果―現代奇譚集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801941922
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人々の歴史と怪異が交差する怪談集

「この家はあるじ夫妻の死と共に滅びる」
井戸を埋めた家に起きた災禍 ――「ある家の祟りの記録」より

怪異体験を克明に炙り出す川奈怪談!

6000件を超える怪談取材を行ってきた川奈まり子が、人間の業と情念、因果応報の物語を体験者視点の語りという新たな読み味で綴る。
・毎夜夢の中で赤黒い何者かに責めさいなまれる――やがてわかる悲しい事実「おはぎちゃん」
・黄昏時に誰もいない自宅にひっそりと佇む見知らぬ男女、その壮絶な理由「逢魔が時の家」
・遠方に住む伯父が遺産を寄越せと言い出して…相続争いが生んだ怪異「帰
るところ」
・客のいない明け方のカウンターに置かれる酒の入ったグラスとは「バーの指定席」
・旧家の古い井戸を改修するとともに始まった不幸の連鎖の顛末「ある家の祟りの記録」
――など40編を収録。

内容説明

6000件を超える怪談取材を行ってきた川奈まり子が、人間の業と情念、因果応報の物語を体験者視点の語りという新たな読み味で綴る。毎夜夢の中で赤黒い何者かに責めさいなまれる―やがてわかる悲しい事実「おはぎちゃん」、黄昏時に誰もいない自宅にひっそりと佇む見知らぬ男女、その壮絶な理由「逢魔が時の家」、遠方に住む伯父が遺産を寄越せと言い出して…相続争いが生んだ怪異「帰るところ」、客のいない明け方のカウンターに置かれる酒の入ったグラスとは「バーの指定席」、旧家の古い井戸を改修するとともに始まった不幸の連鎖の顛末「ある家の祟りの記録」など40編を収録。

目次

おはぎちゃん
逢魔が時の家
異能者の談話
蛇と水子の祟り
帰るところ
僕の幽霊家族
助けを呼びに
深夜、牛窪の十字路を通って
仏壇あきんどの怪談拾遺
モボの帝都怪談集
怪談クラブの夏合宿
バーの指定席
欠員補充

著者等紹介

川奈まり子[カワナマリコ]
八王子出身。怪異の体験者と土地を取材、これまでに6000件以上の怪異体験談を蒐集。怪談の語り部としても活躍中。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

55
実話怪談集。タイトルにある因果という語が示すように、幽霊や因果が含まれている話が多い。それらから切り離された、主に起きた出来事だけが語られる事が主流の現在の実話怪談から見ると割とオールドタイプに思えるなあ。ただそれらが現在の実話怪談には見られない魅力を秘めているのも事実。例えば井戸を埋めた事によって衰退する一族の話などは、原因がはっきりしているため読者としては完全に切り離された立場で安心して読む事が出来るし。戦前を舞台にしたモボシリーズなどもあの黄昏の時代をよく表してるし。独特の魅力を持った一冊でした。2024/11/17

たくぴー

14
怪談蒐集がまとめられていて、一つ一つは面白いけど時代が近代から過去へと行ったり来たりするので一気読みしてると頭がこんがらがる。それぞれ独立した話だから仕方がないけど、過去から近代へと順番に並べておいてほしかった。文章はすごく良かった。2024/11/07

eyemu

12
最後の方、呪いなのか。 いろいろあり過ぎて、辛い。 「家」や「土地」に憑いた禍いについて考えてみるけど。 自分ではもう、どうしようもできないレベルだと思うんだよね。 ただ、その禍事に弄ばれて身体や精神に支障をきたす。 どれも大体、誰にもどうしようもなくて詰んでる感あり。2024/11/05

テルマエ

3
★★★★★2024/10/10

XX

2
因果で説明されると実話怪談でも理路整然としているように感じる。「井戸の守り神」のようにどうすれば正解だったのかという話はあるけれど。モボのご一家の話がやさしくて好き。2024/12/17

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