出版社内容情報
苦手なものほど我慢して取り組み、
「心」を磨けば「技」も「体」もついてくる。
監督就任1年余りで母校・徳島商を甲子園に導くも、
過去の成功体験に囚われず常に変化し続ける、
臨機応変、適材適所の指導論!
著者は、以下のように述べています。
1990年に那賀で監督となってから、気がつけば33年間に渡って高校野球の指導者を続けている。徳島には鳴門、鳴門渦潮などの強豪がひしめいているが、そんな環境にあって小松島監督時代も含め、指揮官として6度の甲子園出場経験は、私の人生におけるかけがえのない財産であり、宝物である。
母校に指導者として復帰して丸13年を迎えた2023年には、エース・森煌誠の活躍もあって、本校は12年ぶりに夏の甲子園出場を果たした。このとき、私たちはいかにして徳島を制したのか。
本書では33年間、私が選手たちにどのような指導を行ってきたのか。さらにはどんな練習、どういった野球を実践して甲子園出場を成し遂げてきたのかをお話ししていきたいと思う――本文より
■目次
第1章 徳島商と徳島の高校野球の歴史
「攻めダルマ」蔦文也監督率いる池田の野球 ほか
第2章 私の球歴~野球との出会いから指導者となるまで~
小松島で春夏計4回甲子園に出場~センバツ出場が多かった理由~ほか
第3章 名門復活への道~何かに囚われない、森影流指導論~
適材適所を見抜く力~エース森をいかに見出し、指導したのか~ほか
第4章 徳島商の練習、戦術、セオリー
徳島商の特殊なセオリー ほか
第5章 徳島商と高校野球のこれからを考える
馬淵史郎監督の采配には迷いがない ほか
内容説明
「心」を磨けば「技」も「体」もついてくる。監督就任1年余りで母校・徳島商を甲子園に導くも、過去の成功体験に囚われず常に変化し続ける、臨機応変、適材適所の指導論!
目次
第1章 徳島商と徳島の高校野球の歴史(徳島商と野球部の歴史;幻の全国優勝と伝説の大投手・板東英二さん ほか)
第2章 私の球歴―野球との出会いから指導者となるまで(“雷親父”に鍛えられた幼少期;野球の名門、徳島商へ―守りの野球の神髄に触れる ほか)
第3章 名門復活への道―何かに囚われない、森影流指導論(過去の成功体験に囚われず、常に新たな指導法を模索;適材適所を見抜く力―エース森をいかに見出し、指導したのか ほか)
第4章 徳島商の練習、戦術、セオリー(野球部の練習環境と設備;平日と週末のスケジュール ほか)
第5章 徳島商と高校野球のこれからを考える(徳島の高校野球のこれから;飛ばないバット導入で高校野球はどう変わるのか ほか)
著者等紹介
森影浩章[モリカゲヒロアキ]
1963年5月29日生まれ、徳島県徳島市出身。徳島商現役時代はセンターで3年夏(1981年)に甲子園出場。日本体育大卒業後は1989年に那賀に教員として赴任。翌年から野球部監督に就任し、2年目には秋季四国大会ベスト4。その後、1993年に赴任した富岡西でも2年目に秋季四国大会出場。1998年から指揮した小松島では計4度(2001年春、2003年夏、2006年春、2008年春)の甲子園出場を記録している。2010年4月から、母校である徳島商に監督として復帰。2023年夏にはエース・森煌誠を擁し、徳島商では2度目の甲子園出場を果たして2回戦に進出。保健体育科教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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