竹書房文庫<br> 星なき王冠〈下〉―ムーンフォール・サーガ〈1〉

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竹書房文庫
星なき王冠〈下〉―ムーンフォール・サーガ〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 608p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801938694
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

刻一刻と近づく破滅の時
死刑宣告を受けた預言者少女と不思議な縁で集った仲間たち
はるか遠い過去の秘密をあばき、そして自分たちの世界を救うために、
仲間たちは危険な旅路に乗り出す――

〈シグマフォース〉を超える異世界ファンタジー・シリーズ開幕!

〈あらすじ〉
家族と離れ離れになったニックスのもとに、修道院学校の友人、国王の次男の王子、錬金術師、誓いを破った騎士、海賊、謎のブロンズ像を連れたこそ泥といった人たちが集まる。寄せ集めの仲間たちともに、彼女は王国軍の追っ手を逃れて危険な生き物が生息する奥地をさまよう。一方、国王の側近の中にはブロンズ像を執拗に追う一派もいた。また、国王の長男で次期国王の座が約束されているマイキエン王子も、ある目論見を抱いていた。破壊の爪痕を残しながら迫りくる王国軍の巨大な戦闘艦に追われ、ニックスたちは禁断の地に足を踏み入れる。そこで明らかになった驚くべき秘密とは? ニックスたちはアースを月の落下という破滅から救えるのか? 壮大なスケールの物語がここに幕を開ける。

?作家・メディアも絶賛!

「この才能あふれる作者はスリラーからファンタジーに苦もなく移行する……とてつもないストーリーテリングの作品だ」
 ―― テリー・ブルックス

「読者を引きつけて離さない魅力があり、想像力を刺激する――ページをめくる手が止まらない。
 壮大な世界設定、これまでにない魔法体系、多彩な登場人物を備えた叙事詩的ファンタジーが好きな人ならば、私と同じようにこの本を楽しめるだろう」
 ―― ミステリー&サスペンス・マガジン

「楽しい作品で……幻想的な生物と風景は想像力豊かだ……プロットのしっかりしたファンタジーを探している読者は展開を楽しめるだろう」
 ―― パブリシャーズ・ウィークリー

「科学と魔法の融合、空飛ぶ船、予言する神々が、このファンタジーを叙事詩の領域に押し上げている」
 ――ライブラリー・ジャーナル

「巧みに練り上げた登場人物、移り変わる視点、比類なき世界設定、大いなる遊び心が、この作品を誰もが認める勝者にしている」
 ―― ジョナサン・メイベリー

「信じられないようで信憑性のある魔法と危険の世界は、恐ろしいと同時に美しく、残酷であると同時に優しさに満ちている。
 ジャンルを超えたストーリーテラーの達人ジェームズは、『星なき王冠』でその本領を発揮している」
 ――R.A. サルバトーレ[作家]

内容説明

家族と離れ離れになったニックスのもとに、修道院学校の友人、国王の次男の王子、錬金術師、誓いを破った騎士、海賊、謎のブロンズ像を連れたこそ泥といった人たちが集まる。寄せ集めの仲間たちとともに、彼女は王国軍の追っ手を逃れて危険な生き物が生息する奥地をさまよう。一方、国王の側近の中にはブロンズ像を執拗に追う一派もいた。また、国王の長男で次期国王の座が約束されているマイキエン王子も、ある目論見を抱いていた。破壊の爪痕を残しながら迫りくる王国軍の巨大な戦闘艦に追われ、ニックスたちは禁断の地に足を踏み入れる。そこで明らかになった驚くべき秘密とは?ニックスたちはアースを月の落下という破滅から救えるのか?壮大なスケールの物語がここに幕を開ける。

著者等紹介

ロリンズ,ジェームズ[ロリンズ,ジェームズ] [Rollins,James]
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。以後、『ナチの亡霊』『ウイルスの暗躍』などを経て、2023年にアメリカで刊行された最新作Tides of Fireに至るまで、シリーズは十六作(『ウバールの悪魔』も含めると十七作)を数える

桑田健[クワタタケシ]
1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

89
話が大きすぎるのと登場人物がかなり多いので、主要人物以外は確認しながら読みました。王国軍が空を飛ぶ戦艦で主人公たちを追いかけますが、様々な人々の助けなどで何とか逃れます。私は宮崎駿さんの「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」を思い出しました。この作者はかなりそこからヒントを得ているのではないかと感じました。2024/02/12

ゆうこ

7
人が住める狭い地域で起こる壮大な物語。ムーンフォール、月が落ちる。月が落ちたら人は?この世界は?命あるものは?この事態を解決できる方法は,世界に点在する『眠りし者』を探して起こすこと。自転の止まったアースを動かすこと。大きな大義に動くものと、国力のために暗躍するもの。グロテスクな表現もあり顔を顰めながら読むところもありますが、どんな方法で月の落下を止めるのか…と、なんとも続きが気になる終わり方でした。2024/07/03

イツキ

6
とても面白かった。壮大な世界観と謎にワクワクしつつ、次々襲いかかる危機にハラハラさせられながら読みました。少しずつ視点を変えながら描かれることもあり状況の全体像や各人の思惑なども把握でき、より物語に入り込めました。主人公ニックスとワーグやミーアコウモリの交流が特に良いです。上下巻合わせて1000ページ超えのボリュームですが飛行船同士の戦い、騎士同士の戦いなどもありずっと名場面が続くかのようで飽きることもなく読み切りました。2024/05/10

ゆう*

3
1人の少女が、自転の止まったアースで、仲間達とアースを守ろうとする話。氷の世界と灼熱の世界の際に、人類は暮らしている。錬金術と歌による魔法もある世界。2024/05/16

ロンリーランナー

1
上巻で主要人物や地名などが把握でき、下巻は明らかに読みやすかった。随所にシグマフォースのような記述もあり。 今後、どういう展開になるのか。次作の早めの翻訳、出版を希望。2024/07/04

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