竹書房文庫<br> 星なき王冠〈上〉―ムーンフォール・サーガ〈1〉

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竹書房文庫
星なき王冠〈上〉―ムーンフォール・サーガ〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 536p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801938687
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

灼熱の世界と氷の世界――
人が住めるのはその2つの世界の境界線のみ。
破滅の迫る中、世界を救うための危険な旅が始まる――。

構想十年――〈シグマフォース〉のジェームズ・ロリンズによる大型ファンタジー・シリーズ、遂に日本上陸!

自転が止まった惑星〈アース〉――片側は灼熱の世界、もう片側は暗闇に閉ざされた氷の世界。
生命を維持できる環境はその2つの世界の境界線――星を帯状に取り巻く「クラウン(王冠)」と呼ばれる細長い地域のみ。
そんなクラウンに暮らす盲目の少女が、月が落下して世界が滅ぶ夢を見る。
しかし、戦争の足音が忍び寄りつつある世界では、誰も破滅の前兆の話など聞きたいとは思わない。
彼女の予言が現実のものになるのか――より重要なのは、どうすれば破滅を阻止できるのか……
それを突き止めるのは彼女とその仲間たちの手に委ねられる。

?著者――ジェームズ・ロリンズからのメッセージ

「構想に10年、執筆に数年、そして読者の皆さんに長らく辛抱していただいた末に、本書をようやく出版できた。
 この壮大な物語を誇りに思うとともに、それが皆さんの手元に届くと考えると胸が高鳴る。
 このシリーズの誕生に関して、科学スリラーの作者がどんな経緯で叙事詩的なファンタジーの執筆に手を出したのかを説明しておこう。
 この物語は私のルーツへの回帰に当たる。
 創作活動を始めてまだ間もない頃、私はジェームズ・ロリンズとしてスリラーを書く一方で、ジェームズ・クレメンスの名前でファンタジー作品も書いていた。
 『星なき王冠』はこの2つの人格を融合させたもので、ジャンルにまたがる「科学ファンタジー」とでも呼ぶべき作品だ。
 さあ、『星なき王冠』にようこそ。私と一緒に皆さんも新しい世界への第一歩を踏み出してくれることを願う。」


〈あらすじ〉
自転が止まった惑星〈アース〉では、常に太陽の光を浴びる灼熱の世界と永遠の夜が続く氷の世界に二分され、人間はアースを環状に取り巻くその狭間の「クラウン」という地域で暮らしている。ハレンディ王国のブレイク修道院学校で学ぶ盲目の少女ニックスは、ある事件をきっかけに目が見えるようになり、同時に不思議な力を手にする。その力が彼女に見せたのは「ムーンフォール」――月の落下によるアースの破滅という未来。隣国との戦争を控えた王国では、ニックスの予言を巡って国王や側近の思惑がうごめき、軍を派遣して彼女を宮殿に連れてくることに決まる。そんなある日、ニックスは修道院学校に迫る危機を予知する。自らの新たな能力に戸惑いつつ、ニックスは学校と町を脅威から救おうと試みる。

内容説明

自転が止まった惑星「アース」では、常に太陽の光を浴びる灼熱の世界と永遠の夜が続く氷の世界に二分され、人間はアースを環状に取り巻くその狭間の「クラウン」という地域で暮らしている。ハレンディ王国のブレイク修道院学校で学ぶ盲目の少女ニックスは、ある事件をきっかけに目が見えようになり、同時に不思議な力を手にする。その力が彼女に見せたのは「ムーンフォール」-月の落下によるアースの破滅という未来。隣国との戦争を控えた王国では、ニックスの予言を巡って国王や側近の思惑がうごめき、軍を派遣して彼女を宮殿に連れてくることに決まる。そんなある日、ニックスは修道院学校に迫る危機を予知する。自らの新たな能力に戸惑いつつ、ニックスは学校と町を脅威から救おうと試みる。

著者等紹介

ロリンズ,ジェームズ[ロリンズ,ジェームズ] [Rollins,James]
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。以後、『ナチの亡霊』『ウイルスの暗躍』などを経て、2023年にアメリカで刊行された最新作Tides of Fireに至るまで、シリーズは十六作(『ウバールの悪魔』も含めると十七作)を数える

桑田健[クワタタケシ]
1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

97
ジェ-ムズ・ロリンズの新しいシリーズが始まったようです。以前から少年少女向けの小説も書かれていたようですが、ヤングアダルト向けのファンタジー小説のような気がしました。地球を思わせる世界(ただ自転はしないので太陽と月らしきものもあり、太陽面では灼熱、反対面では氷の世界で住民はその境目に住んでいるという状況です)でのある少女と少年が成長していく冒険物語です。動物たちも現世界とは異なるような感じです。今後も続いていくようです。「シグマフォース・シリーズ」と併行していくようです。2024/02/11

アカツキ

10
ムーンフォール・サーガ1作目。時点の止まったアースは常に太陽の光が差す灼熱の世界と夜が続く氷の世界に二分、人々はその狭間で暮らしていた。盲目の少女ニックスは事件をきっかけに目が見えるようになるが、月の落下でアースが破滅する幻視を見る。一方、脱獄囚レイフは動くブロンズ像の少女と行動を共にして王国から狙われ、双子の弟王子カンセは戦のために邪教徒の手を借りる国王から獰猛な大型動物の討伐を命じられ、王国を追放された裏切りの騎士グレイリンは手紙で我が子が生きていると知って…。ダークファンタジー。まずまずの面白さ。2024/04/21

ゆうこ

7
別々の場所で、色々な時代に起こったことが、一人の少女ニックスに繋がっていく。登場人物が多く少々読むのに戸惑ったところもあったが、辛いかことを持つひとたちが立ち上がる姿がいい。『ムーンフォール』という言葉の意味が後半にどのように現れるのか、楽しみを持って下巻へ。2024/06/22

イツキ

6
常に一つの面を太陽に向けた惑星を舞台にした壮大なファンタジー。人より遥かに大きく謎めいた生態を持つ大型のコウモリ、人の血と太陽の光によって動く謎のブロンズ像、邪神を崇める錬金術師の一団など魅力的な要素が散りばめられており非常に先が気になる物語です。文体も読みやすく、登場人物たちも魅力的なので分厚さも気にならず読み進められました。2024/05/06

ロンリーランナー

1
シグマフォースシリーズ作者のファンタジー小説。 ところどころにシグマフォースシリーズに類似したような表現があるが、同作と違い非現実社会の話なので地名だったり、人物関係がなかなか頭に入らず読み進めにくい。 上巻終わりでやっと登場人物は勢ぞろい?下巻に期待。2024/06/28

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