「エクソシスト」の遺産

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  • サイズ 46判/ページ数 432p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801938533
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0097

出版社内容情報

恐怖映画の金字塔『エクソシスト』全米公開から50年
いまでも人々が恐怖する理由とは?

映画製作の過程や人々を魅了した理由、
原作・映画・TV──全作品を網羅した「エクソシスト」研究本の決定版!

「私は父の本と映画の熱心なファンに対して本書を強くお勧めします。『エクソシスト』に関するすべての本を読んできましたが、私にとってはこれが最高のものです。内容はとても興味深く、娯楽性に富んでおり、正確でかつその後のシリーズにも詳細に言及しています。著者のナット・セガロフ氏は一作目の制作について貴重な情報を本書で明らかにしてます。私も映画制作の多くの部分に立ち会っていましたが、それでも知らなかった情報が数多くあります。そして、最も重要なことは、本書が私の父の遺したものを大変尊重していることです。著者に深く感謝します」
 ── マイケル・ブラッティ
(『エクソシスト』の著者ウィリアム・ピーター・ブラッティの息子)

「公開から50年も経てば、さすがの『エクソシスト』でも新しい情報はあまりないと思うだろう。しかし、それは間違っている! ベテランジャーナリストのナット・セガロフ氏は、制作、宣伝、そして長きに続く作品の影響力を魅力的に描写し、二世代にわたる映画ファンの悪夢を満足させてくれる。さらに、現在までも続くさまざまな続編や派生作品についても詳しく触れられている。あなたが元カトリック信者でなくても、素晴らしい読み物となることだろう!」
 ── ジョー・ダンテ(映画監督『グレムリン』『インナースペース』『ハウリング』など)

 経験豊富な映画館支配人のトム・カウイチェックは、こう語っている。
「誰も彼もが嘔吐していた。観客がそんな反応を示すなんて夢にも思わなかったよ。私はぼうっと立ち尽くして、群衆を見つめた。映画のワンシーンのようだったね」
 次の上映回のために行列を作った人々が、映画館から出てくる人々の取り乱した様子を見て、館内の照明が落ちる前から熱狂状態に陥っていたのだ。同様の反応が、『エクソシスト』が公開されたほかの二十一の都市で目撃されている。携帯電話もインターネットもツイッターもなかった時代だというのに、彼らはどうやって、まったく同じ反応を示したのだろうか? この現象が起こっていることを、どのようにして知ったのか?
 不思議な一大現象が始まったのだ。
 本書には、そのすべてが綴られている。
 ――本文より抜粋

内容説明

恐怖映画の金字塔『エクソシスト』全米公開から50年いまでも人々が恐怖する理由とは?原作者の息子も絶賛!原作・映画・TV―全作品を網羅した研究本の決定版!

目次

序文 極秘の試写
ふたりのウィリアム
実際の事件
小説
『エクソシスト』の制作
撮影(地獄を目指して)
悪魔は細部に宿る
地獄のような大混乱
再考に次ぐ再考
『エクソシスト2』
『エクソシスト3』
『Dominion:Prequel to The Exorcist』と『エクソシストビギニング』
テレビシリーズ
新たな三部作
ビリー、地獄へ行く―『悪魔とアモルト神父―現代のエクソシスト』
憑依入門
信仰の謎

著者等紹介

セガロフ,ナット[セガロフ,ナット] [Segaloff,Nat]
作家、プロデューサー、ジャーナリスト。ロサンゼルス在住。ヒューゴー賞とローカス賞にノミネートされたこともあり、ウィリアム・フリードキン監督について書いた「Hurricane Billy:The Stormy Life and Films of William Friedkin」を含め、映画監督・プロデューサーや映画史に関する書籍を多数、執筆している。『エクソシスト』の元広報担当者のひとりとして、人生における“恐怖の章”を本書で締めくくった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

112
半世紀前にリンダ・ブレアの首が180度回転して以後、今日なお『エクソシスト』はホラー映画の金字塔として強烈な魅力を放つ。あの奇蹟的な作品は自らの考えを曲げない頑固者がぶつかり合い、様々な問題をひとつずつ乗り越えて作り上げられたのがわかる。原作小説が書かれた経緯から撮影現場での大混乱の数々と続編を巡るドタバタまでの呆れてしまう内情は、こちらを映画化したらスラプスティックコメディになってしまうかも。単なる映画研究書ではない、原作者と監督双方の友人だからこそ知り得たアメリカのエンタメ事情を学ぶテキストでもある。2024/03/07

HANA

62
初代の映画発表から五十年。子供の頃見た時はキリスト教文化圏ではない故衝撃こそ受けなかったが、少女の変貌が怖かった思い出があります。本書はそんな『エクソシスト』を徹底的に解剖した一冊。名高き初代のメイキングから失敗を約束されていたような二作目、存在さえ知らなかった三作目とテレビドラマと、その流れをしっかり追える造りとなっている。それぞれの粗筋があるのもありがたい所。読み終えて思うのは欧米の人間にとってこの映画類は常に神学上、宗教上の問題と密接に関連しているのが良くわかる。日本人にはやはりピンと来ないが…。2025/02/28

selva

1
すごく面白かった。監督、原作・脚本のふたりのビリーが語るいろいろはすごく興味深い。たった一作の映画が一大フランチャイズになったのを見るとまるで「スター・ウォーズ」だなとすら思えた。自分も特に一作目は大好きで、いっときは毎晩ブルーレイを流していた。本ではテレビシリーズまでカバーしているが、「信じる者」は完成前だったのでそこで止まっているのが残念。2025/06/21

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