竹書房怪談文庫<br> 屋敷怪談

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竹書房怪談文庫
屋敷怪談

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801938465
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

子供が消えてしまう家
仏間に墓石を祀る家
家長の魂を移し替える家
福の神を殺す掟の家
神を混ぜて作る呪いの家
死にたい人だけが見える遺書の家

建物の仕事を本職とする著者が見聞きした〈魔〉の棲まう処
家と家系の怪異談!


建物の仕事に携わる著者が長年かけて聞き集めた「家と家系」に纏わる怪異談。

・家を渡り歩き、住人の記憶を操作する謎の人…「あがたさん」
・押入れに棲むもう一人の母と呼ぶ何か…「母のぬけがら」
・死にたい人だけが見つけられる遺書の家…「たがねさんち」
・旧家の厠に棲み3回だけ質問に答えてくれる神…「厠坊主」
・家に仮の弟が出現し預言を行う日…「まくれる」
・成人前の一族を住まわせる度胸試しの家…「護神の御座す処」
・福の神を見つけたら袋叩きにしなければならない家の掟…「福の神を殺す話」
・お母様と呼ぶ墓石を仏間に祀る家。墓に入っているのは…「墓になった実家」
・家の中に突如現れる真っ白な異空間の正体は…「百足部屋」
・家長の魂を代々移し替える家…「影の座」
・どこからともなく砂が湧き、家も人も砂に埋もれていく家…「砂かぶりの家」
・お盆の時だけ家の中で子供が消えてしまう家…「迷い盆」

他、奇妙で空恐ろしい魅惑の64家の怪!

内容説明

建物の仕事に携わる著者が長年かけて聞き集めた「家と家系」に纏わる怪異談。家を渡り歩き、住人の記憶を操作する謎の人…「あがたさん」、押入れに棲む母と呼ぶ何か…「母のぬけがら」、死にたい人だけが行ける遺書の家…「たがねさんち」、旧家の厠に棲む神…「厠坊主」、家に仮の弟が出現し預言を行う日…「まくれる」、成人前の一族を住まわせる度胸試しの家…「護神の御座す処」、福の神を袋叩きにする掟…「福の神を殺す話」、お母様と呼ぶ墓石を仏間に祀る…「墓になった実家」、家の中に突如現れる異空間…「百足部屋」、家長の魂を移し替える家…「影の座」、家も人も砂に埋もれていく…「砂かぶりの家」、お盆に子供が消える家…「迷い盆」他、64家の怪!

目次

「家のドッペルゲンガー」
「瑞夢」
「あがたさん」
「おじさんの死について」
「マトリョーシカ」
「逆雨」
「母のぬけがら」
「迷い盆」
「たがねさんち」
「厠坊主」
「らくがきの家」
「同級生・起」
「同級生・結」
「まくれる」
「畳の刀傷」
「黒電話・前」
「黒電話・後」
「妻憑き」
「ゆきおんな」
「護神の御座す処(前編)」〔ほか〕

著者等紹介

影絵草子[カゲエゾウシ]
埼玉県生まれ茨城県育ち。趣味は怪談収集とホラー映画鑑賞。幼少期より怪談を収集し、数にして1000以上。主に人間の狂気や悪意、情念渦巻く怪談を好む。怪談師“マシンガンジョー”としても活動。怪談最恐戦をはじめとする様々な賞レースやイベントにも参加し、執筆だけでなく語りにも飽くなき魂を捧げている。2023年初の単著となる『茨城怪談』を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

66
実話怪談集。テーマは屋敷という事で、建物に絡んだ怪談が収録されている。昨今の実話怪談に多いあった事を淡々と記述している作風なのだが、その「あった事」があまりにも異様で読んでいるうちにこちらの認識までもが狂わされてくるよう。存在しない同居人「あがたさん」とか、家族がいつの間にかいなくなり同名のホームレスがいつの間にか住んでいた話等、虚実が曖昧になるというか居ないはずのものが居たり、いつの間にか何かが別のものにすり替わっている話が多いように思う。こういう混乱させられるような話は嫌いじゃないので面白く読めた。2024/03/09

あたびー

34
読メさんからいただいたポイントを使って電書を買った。とても面白かった。怪談の中でも特に家にまつわるものが好きだ。借りた家、買った家、人の家、知らない家…色々な家で様々なことが起きる。家の怪談といっても、そこで死んだ人の幽霊が出ると言うような通りいっぺんのことより、不思議な話が多いのも気に入った。家族が死に絶えた家の切れている黒電話から電話が来ると言う「黒電話」の話などすごく好みだった。他にも沢山。私事だが、生まれてから7軒の家に住んだが、そのうち結婚する前に住んだ4軒の家は全て無くなった。怪異はないと思う2025/03/29

33
家に纏わる怪談。神様から妖怪まで出てくる。ほとんど後日談がないのが逆にリアル。2024/02/06

クナコ

12
初読。住居をテーマにした実話怪談集。これまで読んできた実話怪談本と比べ、語り手(体験者)側に罪悪感がある者が多く、後味の悪い話ばかり。語り手も既に怪異の原理に組み込まれ、常識を喪失していそうな状態の話も多い。何割かは怪異ではなく精神的な病の影響か脳の異常による記憶障害、トラウマなどによる記憶改竄ではないかと思われる。本当にどれもこれも後味が悪いので、著者の創作ではないかと疑ったが、どうやら狂気・悪意・情念が著者の好みのようで、そこからピックアップされているらしい。家が不穏だと、意識もずれていくらしい。2024/09/10

海星梨

12
KU。多分初読みの怪談作家さん。話自体は好みのが多かったんだけど、最後に一行から七行くらい、作者の感想という蛇足が入るんで台無し。※解説とかマジで要らんて。しかも的外れだし、民俗学履修してない感すごい。いや、してなきゃいけないわけじゃないんだけど、分析的なこと言うなら最低限踏まえてほしい。理屈はつけないとか言いながら、結局、それ重視の組み立てになってんだよなぁ。。。話自体は好きなのに、文体がアレルギー。残念。2024/02/13

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