出版社内容情報
人気インスタグラマーで現役心理士の著者による心理士業界裏話。相手が信頼する話の聞き方や人が自殺に陥る心理プロセスなどを明かす。
内容説明
心の病気を治すプロの現場はとっても優しい。患者さんの心に寄り添い自分らしく生きるためのお手伝いをする精神科の心理士が描くお仕事コミックエッセイ。
目次
第1章 心の病気を治したい(自殺する心理とは;愚痴をバカにするべからず;白目の家には魔女がいた ほか)
第2章 心理カウンセリングの現場(あなたにとって「治る」とは?;どうあれば自分は楽…?;心理士は患者様の味方です ほか)
第3章 いろんな心理カウンセラーがいます(心理士いろいろ;カウンセリングの掟;カウンセリングは心のお片付け ほか)
著者等紹介
白目みさえ[シロメミサエ]
臨床心理士・公認心理師の資格を持ち、精神科に勤務するカウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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14
主人公の代名詞→"キングオブ言葉足らず"。裏返せば、それだけ相談者の言葉を受け容れる「器」になれるということ。「えっ、そこはクイーンじゃないの?」と思ってしまう自分に、本当の傾聴はまだ遠い?2022/10/02
sleep@芒羊會
9
広告に出てきた一部が面白かったので購入。カウンセリングの基礎が分かりやすく説明されており、面白かった。(*^^*)愚痴って大事だよね。高校・大学時代 人生ハードモードな友人が身近にいたせいか、そう思う(私も友人が言うにはハードらしいが、彼女たちよりぬるい環境のせいか、イマイチピンとこない)。白目先生の『なんにもしらねぇ外野が とってつけたような陳腐なセリフ吐くんじゃないよ』のセリフがお気に入り。魔女って…。2022/09/17
えがお
2
一般の人にはとっつきにくいカウンセラーを現役でやっている心理師さん著作。「色んな人の人生を垣間見て、経験する」というのが私の読書の目的なので興味深かった。2023/02/15
しゅんぺい(笑)
2
解決策を提示することが、ともすれば現状否定にしかならないっていう話は耳が痛かった。愚痴を言うだけじゃ解決できへんと思うこともあるねんけど、いやいや、愚痴を言うことだけでも救われることがあるよな、やっぱりそうやんな、と思わせてくれた。2022/09/11
Toshiko Hirose
1
カウンセリングという仕事には興味があるので、読んで良かったと思う。思わず、通信教育を検索してしまったくらいには真面目に考えている。この著書の感覚はとても常識的なので、同意できる部分も多かった。2024/12/25