内容説明
食への明敏な参加者となり、賢い消費者になるために。経済学と食の分析を通じて、現代社会における食と経済の現状、ビジネスへの活用などをグローバルな視点を交えて理解できる。
目次
第1章 なぜ経済学を学ぶのか―経済学とは
第2章 付加価値、GDPと企業活動
第3章 分業、交換、市場、フードシステム―分業、市場と経済の循環
第4章 食消費者行動の基礎
第5章 農業・漁業
第6章 食と経済・ビジネスの応用とトピックス
第7章 マクロ経済と食経済
第8章 食とグローバル経済
著者等紹介
谷垣和則[タニガキカズノリ]
立命館大学食マネジメント学部教授。博士(経済学)、専門は国際経済学・食の経済学・平和の経済学。立命館大学経済学部を経て2018年より現職。丹波地方生まれ。大学と田舎の2拠点生活。稲作も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gokuri
3
大学(食マネジメント学部)の講義テキストと推察 経済学を初めて学ぶ人で、これから食にかかわろうとする人に対して、基礎知識を同時に学ぶことが出きる。 図表の数値も新しいものが多く、日ごろから食に関する報道の裏付けや、課題認識も改めて確認できた気がする。 後段の「マクロ経済と食」「食とグローバル経済」は、日本の食をめぐる状況、課題を大まかに把握するのに最適では? 「和食」の世界遺産登録も意義があるのだ。2025/08/11
Go Extreme
1
経済学の普遍性と食応用 食の生命維持と消費比率 希少性と価格メカニズム 多学問領域の融合 賢い消費者意識 付加価値の創出源 企業収益構造 食品の小規模優位性 差別化戦略 分業効率化 需給均衡市場 フードシステム連鎖 情報非対称性 食習慣文化影響 農業自然依存 食料安全保障 行動経済学応用 食産業生産性 国際貿易必然性 食文化グローバル化 消費者心理バイアス ブランド信頼構築 円安と食料価格 技術伝播の均質化 持続可能資源管理2025/05/08
takao
0
ふむ2025/08/24