竹書房文庫<br> ダリア・ミッチェル博士の発見と異変―世界から数十億人が消えた日

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竹書房文庫
ダリア・ミッチェル博士の発見と異変―世界から数十億人が消えた日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801928527
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

本書は2028年に刊行された、2023年に全世界で発生したパンデミックの謎をジャーナリストであるキース・トーマスが追ったノンフィクションである――。
銀河系のはるかかなたの天体から届いた謎の信号によって人類のDNAがハッキングされ「エレベーション」という症状を引き起こす感染症が蔓延。世界的なパンデミックが発生する。
5年後、ジャーナリストのキース・トーマスが、信号を発見した女性科学者をはじめ対策本部、政府高官らへのインタビューや議事録をまとめたのがこの本である。果たして信号はエイリアンからの友好のメッセージか、侵略兵器なのか?
ファーストコンタクトをテーマにした異色のモキュメンタリーSF。

内容説明

ダリア・ミッチェル博士によって発見された謎のパルスコードは、高度な知性を持つ銀河系外の生命体が送信したものだった。それは地球人のDNAをハッキングするコードであり、その結果、世界から数十億人が消失した。パルスコードとは、いったいなんだったのか。そして消えたひとびとはどこへ行ったのか。パルスコードの発見から5年。ジャーナリストのキース・トーマスが世界を変えた出来事の意味を明らかにする。ミッチェル博士の私的な記録とアメリカ前大統領へのインタビューをはじめ、世界を変える現象に立ち向かった対策チームの機密記録、関係者へのインタビューをまとめた一冊が遂に刊行。

著者等紹介

トーマス,キース[トーマス,キース] [Thomas,Keith]
作家、映画製作者。映画やテレビの脚本を書く前は、コロラド大学医学部と国立ユダヤ医療研究センターで臨床研究者として働いていた

佐田千織[サダチオリ]
関西大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南雲吾朗

62
想像していた以上に楽しめた小説だった。発想が凄くユニークだ。ゲノム編集ツールの様な作用を起こすパルス。 最後には、それがどういうものだったか種明かしされるのだが、そこまでの過程が面白い。終末物SFとしては、劉慈欣の「三体」も衝撃を受けたが、今回のこれもかなり衝撃的だった。いやぁ、なかなか楽しい読書であった。2022/08/04

みなみ

26
ダリア・ミッチェル博士によって発見された謎のパルスコードは、高度な知性を持つ銀河系外の生命体が送信したものだった…パルスコードの発見から5年経過した時点で、これらの出来事についてインタビュー形式でまとめられたモキュメンタリーSF。注釈での補足説明が沢山あって、作りこまれた世界観に浸ることが出来た。巻末に主要参考文献が記載されていたりするのも面白かった。一方、一部の国に対しての偏見も感じられるのは少し残念。2022/11/18

TSUBASA

23
2023年にダリア博士が電波望遠鏡で発見したパルスは生命体からの信号であることが示唆された。しかしこの発見と同時に人類に奇妙な変化「上昇」が訪れ、「終局」とともに何億もの人間が地上から姿を消した。ダリア博士の私的記録と関係者へのインタヴューをまとめ、2028年に発行された「上昇」と「終局」の記録。ドキュメンタリー風に綴られたフィクション(モキュメンタリーというらしい)。ドキュメンタリー故、真相が提示されないモヤモヤはあったが、設定としては新鮮だったし、未知の現象に翻弄される様はリアリティがあった。2022/01/06

本の蟲

18
本作に限らず最近のSF出版は竹書房が熱い! 天文学者ダリアが発見したのは、間違いなくある種の知性体が発信した、深宇宙からの信号。それはメッセージなどではなく、人類のDNAを変質させるプログラムだった。全人類の3割が電磁波や重力波、死んだ人間など、普通見聞きできないものを知覚し、次いで人知を超えた能力を発揮しはじめる。「上昇」と呼ばれたその混乱と、国家と世界が崩壊した「終局」まで。関係者の日記、取り調べの記録や、インタビューをまとめた形で書かれたルポタージュ風叙述小説(続2021/11/27

タカラ~ム

16
2023年にひとりの天文学者が発見した謎のパルスコード。それは銀河の遥か遠くから送信されたトロイの木馬型ウィルスであり、人間の脳をハッキングする。ハックされた人は異常な能力を得るようになり、やがて命を落とす。パルスの発見から「上昇」と「終局」という一連の出来事について2028年に書かれたノンフィクションという体裁の近未来SF作品。ファーストコンタクトSFであるが、対峙する地球外生命体の存在がこれまでとは違っていて新しいと感じた。作中の脚注や巻末の参考文献一覧等々の作り込みがすごかった。2022/02/11

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