竹書房文庫<br> 亡国の鉤十字(ハーケンクロイツ)〈下〉

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竹書房文庫
亡国の鉤十字(ハーケンクロイツ)〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801927704
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

解き放たれた秘密兵器<ロキの警笛>

十七世紀初頭のロシアは動乱期にあり、ツァーリも不在であった。東方民族の侵略が絶え間なく続き、国中に貧困と【飢@正字】餓と混乱が蔓延していた。そんなとき、コストロマの修道院に隠棲していた青年がツァーリに選出される。彼の名はミハイル・ロマノフ。異教の礼拝堂で手にした奇妙な十字架<スワスティカ>の導きを得て、ロマノフ王朝の創始者となったのだ。彼の王朝はおよそ三世紀にわたりロシアに君臨したものの、一九一七年、革命によって崩壊した。その混乱を避けるため、スワスティカは時の皇帝ニコライ二世によって国外に移管される。
トリスタンは失われたロマノフ王朝最後の秘宝がイギリスへに転出していた事実を【掴@正字】む。そして、ドイツ国防軍諜報機関の協力を得て別人になりすますと、ただちに渡英。半壊した大英博物館に眠るスワスティカの奪取に成功する。だが、それを手にした瞬間、名状しがたい遺物の魔力に囚われ、意識を失ってしまう。
二つ目のスワスティカはアメリカに渡り、三つ目は海底に眠る。世界の混沌を終わらせるためにも、 四つ目がナチス側に渡ることだけは絶対に避けなければならない。しかし、運命の女神がヒトラーに微笑んだかのように、スワスティカは親衛隊全国指導者であるヒムラーの手に――。そして今、最強の力を得たヒムラーがヨーロッパ戦線に勝利すべく、秘密基地<ヴァルハラ>の扉を開く!!

<四つの秘宝>の最後のひとつを手にし、聖遺物争奪戦の勝者となるのは誰か!? メタ戦記ミステリシリーズ、遂に完結。

内容説明

十七世紀初頭のロシアは動乱期にあり、ツァーリも不在であった。東方民族の侵略が絶え間なく続き、国中に貧困と飢餓と混乱が蔓延していた。そんなとき、コストロマの修道院に隠棲していた青年がツァーリに選出される。彼の名はミハイル・ロマノフ。異教の礼拝堂で手にした奇妙な十字架“スワスティカ”の導きを得て、ロマノフ王朝の創始者となったのだ。彼の王朝はおよそ三世紀にわたりロシアに君臨したものの、一九一七年、革命によって支配力を失ってしまう。しかし、その革命前夜に、時の皇帝ニコライ二世によってスワスティカは国外に移管されていたのだ。トリスタンは失われたロマノフ王朝最後の秘宝がイギリスへ転出していた事実を掴む。そして、ドイツ国防軍の諜報機関の協力を得て別人になりすますと、ただちに渡英。半壊した大英博物館に眠るスワスティカの奪取に成功する。だが、それを手にした瞬間、名状しがたい遺物の魔力に囚われ、意識を失ってしまう…。二つ目のスワスティカはアメリカに渡り、三つ目は海底に眠る。世界の混沌を終わらせるためにも、四つ目がナチス側に渡ることだけは絶対に避けなければならない。しかし、運命の女神がヒトラーに微笑んだかのように、スワスティカは親衛隊全国指導者であるヒムラーの手に―。そして今、最凶の力を得たヒムラーがヨーロッパ戦線に勝利すべく、秘密基地“ヴァルハラ”の扉を開く!!“四つの秘宝”の最後のひとつを手にし、勝者となるのは誰か!?聖遺物争奪戦を描くメタ戦記ミステリシリーズ、遂に完結―!!

著者等紹介

ジャコメッティ,エリック[ジャコメッティ,エリック] [Giacometti,´Eric]
『ル・パリジャン』誌などで活躍するジャーナリスト、作家。執筆活動の傍ら、フリーメイソンと因縁が囁かれるコートダジュール事件の調査などにも携わる

ラヴェンヌ,ジャック[ラヴェンヌ,ジャック] [Ravenne,Jacques]
フランス大東社の棟梁を務めるフリーメイソンリー。古文書の専門家でもある。エリック・ジャコメッティとは友人関係

大林薫[オオバヤシカオリ]
フランス語翻訳家。青山学院大学フランス文学科卒業

郷奈緒子[ゴウナオコ]
フランス語翻訳家。早稲田大学教育学部理学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Panzer Leader

49
世界を征服できるという4つ目そして最後の秘宝(スワスティカ)を巡るメタ戦記ミステリーの最終章。その争奪戦はナチスドイツと連合軍の間で激しく繰り広げられる。最後にそれを入手した国家が、その後の戦争を有利に展開していく事を示唆して物語は終わる。出だしは結構いい調子だったけど、史実からはみ出ないと分かってから先の展開が読めてしまい、一体どうなるんだろうとのドキドキ感が無くなったのが少し残念。ヒムラー、スターリン等ろくでなしな登場人物の中で、オカルティストのアレイスター・クロウリーがいい味を出していたのが収穫。2021/12/11

Richard Thornburg

21
感想:★★★★  ストーリーは完結しましたが、タイトルになっている「亡国の鉤十字」は恐らく殆どの人が連想する意味とは全然異なるところが面白い!  下巻でのメインはラストのスワスティカ争奪戦になるんですけど、その存在は一部のオカルティストや諜報部隊だけの物かと思っていたら、各国のトップまでもが介入していく。  個人的にはタイトルから1945年のベルリン宣言までのストーリーで、エピローグでそれ以降って感じかなと思ったんです。2021/11/03

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