出版社内容情報
「私はここで待ってるから、どうぞ…」
旧家の<奥の間>を掃除するバイト
家の者は入れないというそこに一体何が…(「奥の間」より)
怪に侵蝕された人々に取材した聞き書き恐怖譚!
体験者からの聞き書きに拘り、彼らの遭遇した怪、体験した恐怖を通じて怪に侵食される人生、ひいては人間そのものを炙り出さんとする実話怪談集。
神棚が祀られている旧家の納戸を掃除するバイト。家の者は入ってはならない決まりだというのだが…「奥の間」
閉店を決めたパチンコ店。最終日のホールに現れた〈地主〉と呼ばれる者たちの正体は…「営業、最後の日」
神社から父におぶわれて帰る道すがら、シャツの裾を引いてきたのは…「つまみ子」
親には見えない友達と遊ぶ娘。カレンダーに丸の付けられた日に何が…「ミハルはもういない」
他、いまだ色褪せぬ恐怖の記憶を取材した全24話。
内容説明
体験者からの聞き書きに拘り、彼らの遭遇した怪、体験した恐怖を通じて怪に侵蝕される人生、ひいては人間そのものを炙り出さんとする実話怪談集。神棚が祀られている旧家の納戸を掃除するバイト。家の者は入ってはならない決まりだというのだが…「奥の間」、閉店を決めたパチンコ店。最終日のホールに現れた“地主”と呼ばれる者たちの正体は…「営業、最後の日」、神社から父におぶわれて帰る道すがら、シャツの裾を引いてきたのは…「つまみ子」、親には見えない友達と遊ぶ娘。カレンダーに丸の付けられた日に何が…「ミハルはもういない」他、いまだ色褪せぬ恐怖の記憶を取材した全24話。
目次
不思議な弟
娘の友達
ご挨拶
奥の間
魂追い
針金
つまみ子
虫干し
しつけ
山電話
ユーチューバー
赤いバスタブ
夜釣り
仏壇を棄てる
幽霊コーチ
フォール・ガイ
泊まれない
見えない
入道
サイコロステーキ
営業、最後の日
横綱
ハーモニー
ミハルはもういない
著者等紹介
松村進吉[マツムラシンキチ]
1975年、徳島県生まれ。2006年「超‐1/2006」に優勝し、デビュー。2009年から老舗実話怪談シリーズ「超」怖い話の五代目編著者として夏版を牽引する
深澤夜[フカサワヨル]
1979年、栃木県生まれ。2006年にデビュー。2014年から冬の「超」怖い話“干支シリーズ”に参加、2017年『「超」怖い話 丁』より“十干シリーズ”の共著も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雨
qoop
海星梨
検尿泥棒