出版社内容情報
4校すべてで甲子園出場!
かつて“鬼の持丸”と呼ばれた男が、約50年に及ぶ指導者人生で辿り着いたのは、「選手たちを信じる」ことだった。
「高校野球は子どもがやるもの」という信念のもと、2015年夏はほぼノーサインで戦国千葉を制覇。
竜ケ崎一、藤代、常総学院、専大松戸、率いた4校すべてを甲子園に導いた名将の、信頼を育む指導論
著者は、以下のように述べている。
ありがたいことに、指導した4校すべてで甲子園に出場することができた。
なぜ、すべての学校を甲子園に導くことができたのか――。
本書では、竜ヶ崎一、藤代、常総学院、専大松戸におけるチーム作りを振り返りながら、高校生の心を育むために実践してきた指導法や、生きるうえで大事にしてきた格言や考え方を紹介していきたい。
若い人たちからすれば「時代が違う話でしょう」と感じることもあるかもしれないが、長く生きてきた年長者の言葉として、受け止めてもらえるとありがたく思う――本文より
内容説明
かつて“鬼の持丸”と呼ばれた男が、約50年に及ぶ指導者人生で辿り着いたのは、「選手たちを信じる」ことだった。「高校野球は子どもがやるもの」という信念のもと、2015年夏はほぼノーサインで戦国千葉を制覇。竜ヶ崎一、藤代、常総学院、専大松戸、率いた4校すべてを甲子園に導いた名将の、信頼を育む指導論。
目次
第1章 出会いに恵まれた72年の人生(袖振り合うも多生の縁―出会いで人生は変わる;野球の道に導いてくれたひとりの同級生 ほか)
第2章 木内幸男に挑み続けた地元・茨城での戦い(竜ヶ崎一時代―“みんなの甲子園”だからこそ喜べる;藤代時代―人間教育から始めた土台作り ほか)
第3章 「信じる力」でつかんだ4校目の甲子園(59歳にして新天地・千葉での挑戦が始まる;投手力だけでは夏の千葉は勝ち抜けない ほか)
第4章 選手育成論“育てる”のではなく“育つ”(選手を育てる極意など存在しない;ピッチャーで見るのはストレートの球筋 ほか)
第5章 充実した日々を送るための「人生訓」(過去は過去、今を生き抜く;時間を巻き戻すことは誰にもできない ほか)
著者等紹介
持丸修一[モチマルシュウイチ]
1948年4月17日生まれ、茨城県出身。竜ヶ崎一の3年夏に甲子園出場。國學院大卒業後に母校のコーチとなり、1975年9月には27歳で監督就任。その後1990年、91年夏に2年連続甲子園に出場。1996年に藤代へ異動となり、監督として2001年、03年のセンバツへと導く。2003年9月には常総学院の監督に就任し、2005年センバツ、2006年、07年夏の甲子園出場を果たす。そして2007年12月から専大松戸の監督となり、2015年夏に学校初となる甲子園出場を遂げる。これで竜ヶ崎一、藤代、常総学院、専大松戸と率いた4校すべてで甲子園出場を果たした。教え子として、多くのアマチュア指導者を輩出。また美馬学(ロッテ)や上沢直之(日本ハム)、高橋礼(ソフトバンク)ほか、球界を代表する選手をプロの世界にも数多く送り出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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