ヴンダーカンマー

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ヴンダーカンマー

  • 星月 渉【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 竹書房(2020/07発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801923317
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

小説投稿サイト〈エブリスタ〉×竹書房が募った恐怖の頂点。
第1回最恐小説大賞受賞作!
禁断の蒐集室=ヴンダーカンマーを現代に甦らせた少女の真実とは?

エグさの限りを詰め込んで、なお透明。
正負、善悪、すべてを振り切った鬼子のイヤミス!

***

ヴンダーカンマー=驚異の部屋。
それは近世ヨーロッパで流行した怪奇珍品を陳列するためのコレクションルーム。
いま、それを現代に甦らせようとする一人の少女がいた。
渋谷唯香、十六歳。
緻密な計算のもと、次々と集められていくおぞましきコレクション。
それはいったい何のため? 誰のため?
最後に残された1ピースの空虚を埋めるものとは……。

舞台は閉鎖的な地方都市の高校。
その旧校舎本館で一年生の女子生徒が惨殺された。
それは16年前に同じ町で起きたもう一つの猟奇殺人事件に酷似していた。
殺害現場に居合わせたのは被害者と同じサークルの生徒と教師計5人。
誰が「彼女」と「彼女」を殺したのか……?

小説投稿サイト〈エブリスタ〉×竹書房が贈る禁忌のホラー、
突き抜けたエグさがクセになる背徳のイヤミス!

●最恐小説大賞とは…
小説投稿サイト〈エブリスタ〉と竹書房がノールールで募るホラー小説の賞。
心霊、サイコ、サスペンスなど怖ければ何でもアリ。タブーはありません。
最恐こそ最強の仁義なきホラー小説大賞です。
第1回は、「ヴンダーカンマー」(星月渉)と「怪奇現象という名の病気」(沖光峰津)の2作がW受賞となった。

内容説明

ヴンダーカンマー(驚異の部屋)。それは近世ヨーロッパで作られていた珍奇な博物陳列室。いま、それを現代に甦らせようとする一人の少女がいた。渋谷唯香、十六歳。緻密な計算のもと、次々と集められていくおぞましきコレクション。それはいったい何のため?誰のため?最後に残された1ピースの空虚を埋めるものとは…。小説投稿サイト「エブリスタ」×竹書房が贈る禁忌のホラー、突き抜けたエグさがクセになる背徳のイヤミス!第1回最恐小説大賞受賞作。

著者等紹介

星月渉[ホシズキワタル]
岡山県津山市出身。兵庫県姫路市在住。小説投稿サイト「エブリスタ」で小説を書く。2017年『三毛猫カフェトリコロール』(三交社スカイハイ文庫)でデビュー。『ヴンダーカンマー』でエブリスタ×竹書房「第1回最恐小説大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

82
ヴンダーカンマーは中世欧羅巴で様々な珍物器物を集めた博物室の意。ある高校で一人の女子生徒が殺された。彼女に関係する人間の語りからそれぞれの抱える闇と共に徐々に明らかになる真相。という構成から語りで明らかになる真相は湊かなえ、ある一点からは連城三紀彦のある作品を連想するためどうしても比較してしまうなあ。ただ各人の抱える闇というか血縁関係のどろどろがこれでもかと詰め込まれた部分は、ホラー独特の嫌感が満載でそちらについては満足させられた。ミステリとしては予想の範疇だが、ホラーとしてはとてもいい出来だと思います。2020/10/02

ままこ

77
閉鎖的な町の学校で起こったグロテスクな殺人事件。被害者は女子高生。殺人現場を目撃した〈郷土資料研究会〉部員たちの独白から導き出された悍ましい真実とは…。猟奇的な真意と深い闇。狂った因果に引き寄せられた連鎖。執拗な歪んだ愛情がやるせないイヤミス。エグいけど退廃的な美しさも感じる表紙が作品にぴったり。ああっ鞄の中からアレが。【エブリスタ×竹書房 第1回最恐小説大賞受賞】2022/09/21

mihya

58
高校で16年前の殺人と酷似した事件が起きる。だが、1番の謎はブラジャーだった! 基本的にどの家庭も何らかのDVあり。裏に潜む人間関係どろどろ。 嫌な気持ちが残るし、突っ込みたいところはあるものの、意外と面白くて一気読みしてしまった。 陰鬱な表紙の絵は、ねこ助さん。知ってるイラストのイメージと違ってて分からなかった。2023/04/18

オフィーリア

54
高校で発見された少女の惨殺死体。彼女の立ち上げた〈郷土史研究会〉のメンバー達の独白により真相が明らかになっていく。読めば読むほど気の滅入る生々しい展開に、表紙の時点でイヤミスかなという私の予想は的中してしまいました。登場人物が皆母子の歪な依存関係持ち、それがきっかけで破滅していきます。その中心にあるものもまた母と子の愛だったのも救いが無い。ああ…次はこてこての本格か明るい作品読みたい…。この読書後の落ち込んだ気分こそイヤミスの勲章ですね。2022/03/05

うまる

38
最恐小説大賞。込み入った人間関係の愛憎劇ホラー。この中に犯人がいる!みたいなミステリっぽい序盤から、関係者ひとりひとりの物語で紐解かれる、殺人事件と恐るべき蒐集の真相が面白かったです。それぞれの人物の秘め事や、ある人物の異常性がどんどんわかっていくのも、イヤミスで良くできていました。サイコパス好きとしては、すべての元凶である人物の物語を読んでみたいです。どういった経緯であんな怪物が生まれるのか気になります。霊的な話もより、こういう方が現実的にありそうで怖いって感じ。救いのない病みホラー好きさんはぜひ。2022/08/09

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