出版社内容情報
エリート騎士団長×主計官補佐
「悦すぎて、頭がおかしくなりそうだ」
美貌の騎士団長に獣のように貪られ、一夜の過ちのはずが電光石火で花嫁に!?
王立騎士団の主計官補佐を務めるサラは、
軍人だった父の部下であったリュカスをずっと慕っていた。
だが彼は今や叙爵の予定もある騎士団長。
父の死で男爵令嬢から平民に落ちぶれたサラと釣り合うはずもない。
だが、ある夜、媚薬を盛られたリュカスと遭遇したサラは、苦しむ彼に身体を許してしまう。
「逃げるな。俺を煽ったのは君だ」
一夜限りのことと忘れようとするサラだがリュカスは電光石火で王に結婚の許諾を得てきて!?
内容説明
王立騎士団の主計官補佐を務めるサラは、軍人だった父の部下であったリュカスをずっと慕っていた。だが彼は今や叙爵の予定もある騎士団長。父の死で男爵令嬢から平民に落ちぶれたサラと釣り合うはずもない。だが、ある夜、媚薬を盛られたリュカスと遭遇したサラは、苦しむ彼に身体を許してしまう。「逃げるな。俺を煽ったのは君だ」一夜限りのことと忘れようとするサラだがリュカスは電光石火で王に結婚の許諾を得てきて!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくら
17
両片想いやすれ違いものが好きなので、楽しめました。タイトルだけ、ちょっと気恥ずかしくてなかなか読み始めるまで時間がかかってしまったので、せっかく素敵な内容なのにもったいないなと感じました。絵も素敵でした。2023/12/22
nishiyan
14
騎士団長だった父が亡くなり、平民となった没落男爵令嬢サラが媚薬に苦しむ幼馴染で現騎士団長のリュカスと一夜を共にしたことから始まるTL小説。複雑な生い立ち故に面倒くさい方向に振り切れてしまっているリュカスがサラと一気に結婚まで持ち込むも、相思相愛であった二人がすれ違ってしまう展開は切ない。彼の拗らせ方がコミカルに描かれているのは面白く、周囲の協力もあって距離が縮められたのは微笑ましい。サラが自信を持てるようになったのは大きい。媚薬を巡る問題など悪役側が間抜けなのは否めないが、全て丸く収まるラストはよかった。2022/03/15
デイジー
12
★★★☆☆KU 華藤さんは、やはり手堅く上手い。ヒーローのクーデレぶりが凄まじく、初恋を拗らせているのが可愛い。後半のデロデロの溺愛ぶりは、嫌いじゃない。ヒロインが大人し目。もうちょっと強いキャラの方がいいかなあ。まあ、だから後半が引き立つのだが。いろいろと伏線を仕込んであるのを、綺麗に回収して破綻無くまとめ上げている。さすが、手練れの作家さん。お話に奥行きが合って面白く、サブキャラもいい味で、テンポよく読める。終盤、紙幅が足りず、やや駆け足なのが残念。
梅みかん
12
ハプニングで一夜をともにしてから、結婚式までのスピードに、ヒーローの想いの程がよく現れてる。2021/02/24
ゆっこん
8
KU タイトルは、もうちょっとどうにかならなかったのか・・・
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