出版社内容情報
ミステリアスな国王×没落令嬢
「たまらない。壊してしまいそうになる」
図書館で花開く〝運命の恋〟――!?
幼い頃に父を亡くし母と二人で生きてきたメリナは、
母が教鞭をとる王立学校の雑用をしていた。
図書館で出会った美しい青年クラウスに危機を救われ、
心を見透かすような彼に強く惹かれてしまうが、
母が伯爵と再婚することになり王都を離れることになった。
別れを告げると、とろけるようなキスと快楽を教えられる
「ん。溢れてきた。メリナの身体も素直ないい子だ」
しかし貴族の一員に戻るメリナには縁談があると知らされ…?
内容説明
幼い頃に父を亡くし母と二人で生きてきたメリナは、母が教鞭をとる王立学校の雑用をしていた。図書館で出会った美しい青年クラウスに危機を救われ、心を見透かすような彼に強く惹かれてしまうが、母が伯爵と再婚することになり王都を離れることになった。別れを告げると、とろけるようなキスと快楽を教えられる「ん。溢れてきた。メリナの身体も素直ないい子だ」しかし貴族の一員に戻るメリナには縁談があると知らされ…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
4
ヒロインの卑屈さというかちょっと後ろ向きなところが無理~だった今作。そもそも国王たるヒーローが(そのときは国王じゃなかったとしても)そんなところにいるなよ、没落令嬢のヒロインを嫁にするにも根拠が薄いというか……えーそんなことで進んじゃっていいの?という疑問が多々あって最後は流し読み。こんな開放的な王族、それこそ小説の中じゃないと登場させられないわね。2020/06/01
ぽんぽこ
1
没落貴族として学校の雑用をするヒロインのメリナが、ひょんなことで助けてくれた謎の青年クラウスに恋をすることに、といったシーンから始まります。「国王陛下と〜」とありますが、終始クラウスは謎の青年として登場するので、あまりあからさまな描写はありません。脇役としてお姫様のルリアーナと義姉のシェリルも登場しますが、この2人の存在感がまあ濃いこと笑。ルリアーナなどは読了しても忘れられない存在になると思います。2021/11/21
もちこ
0
純粋で身分故にすれ違ってしまう程のもどかしい二人の関係が可愛らしいのに、溶けるような優しさと甘いエロティックな部分もあり読む程に惹き込まれる。2020/05/27