- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
1941年にはじまった太平洋戦争中、日系アメリカ人は祖国アメリカによって、敵として強制収容所へ送られる。砂漠の厳しい収容所の様子を、子どもたちの書いた絵日記と写真で迴る平和と国際社会を考えるノンフィクション。 小学校高学年~
内容説明
1941年、太平洋戦争がおきると、日系アメリカ人は家も財産もうばわれ、祖国アメリカによって強制収容所へ送られた。砂漠のきびしい収容所生活。でも、子どもたちには新発見の毎日だった。ユタ州トパーズ収容所のようすを、子どもたちの日記と写真でつづる、平和と国際社会を考えるノンフィクション。
目次
第1部 アメリカの日系人が収容所に送られるまで(日本の攻撃とアメリカの宣戦布告;日系人への人種差別;理由なく逮捕された人びと ほか)
第2部 ヤマウチ先生のクラスの絵日記(1943年3月砂漠のなかの収容所;1943年4月ジェームズ・ワカサさんの死;1943年5月戦場へむかった日系人兵士 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
25
児童書。第二次世界大戦中、多くの日系アメリカ人たちが、不法に衛生状態のよくないキャンプに収容された。そのキャンプのひとつが、ユタ州にあるトパーズ。そこでの生活を、3年生の児童が代わる代わる日記に記したもの。当局の検閲があったから辛辣なことは書かれていないが、少しは収容所での生活の様子が垣間見られる。日系人だけが収容されたのは、やはりアジア人に対する差別ではないかと思う。ユダヤ人のホロコーストの話だけでなく、日系人についても教えていいと思う。2020/12/27
はるか
1
課題のための本。図書紹介のために再読予定。2013/11/26