竹書房怪談文庫<br> 実話怪談 毒気草

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竹書房怪談文庫
実話怪談 毒気草

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801921849
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

隠し部屋の洋人形と一家の秘密とは…?
土地や場所絡みの怪奇から、一族に付きまとう因縁、いわくつきの物品に、人の怨みと呪いまで……
胸が塞がる怪異、息苦しさの止まらぬ恐怖実話!

絡みつく蔓草の如く、恐怖がジワジワと胸を締め付ける神沼三平太の実話怪談シリーズ第3弾。

・大晦日の晩に裏山に入ると、山に棲む神に食われるという言い伝え。どうなるか試すと山に入った幼馴染は…「裏山の神様」
・更地にする予定の一角にあった井戸。蓋をずらした作業員に起きた異変。さらに井戸からは子供の足跡が続いていて…「水足跡」
・気が付くと踏切の真ん中で座りこみ眠っている。人身事故が多い踏切には一体何が…「人食い踏切」
・祖父の家の軒先にある飛びだし人形(交通事故防止看板)。なぜか祖父はその人形に孫の名前をつけていて…「飛び出し人形」
・入ってはいけない屋敷の隠し部屋に並ぶ無数の洋人形と祭壇。こっそり忍び込んだ娘は昔そこで受けた儀式を思い出す…「人形屋敷」
・父が骨董市で買った唐津焼の大壺。その日から続く不幸は父の見る夢に関連していた…「骨喰みの大壺」
・亡くなった不倫相手の妻に呼び出された女子大生。彼女はそこで〈蛇〉の呪いを受ける…「蛇わずらい」

……他、戦慄の26話!

内容説明

絡みつく蔓草の如く、恐怖がジワジワと胸を締め付ける神沼三平太の実話怪談シリーズ第3弾。気が付くと踏切の真ん中で座りこみ眠っている。人身事故が多い踏切には一体何が…「人食い踏切」、入ってはいけない屋敷の隠し部屋に並ぶ無数の洋人形と祭壇。こっそり忍び込んだ娘は昔そこで受けた儀式を思い出す…「人形屋敷」、父が骨董市で買った唐津焼の大壺。その日から続く不幸は父の見る夢に関連していた…「骨喰みの大壺」、亡くなった不倫相手の妻に呼び出された女子大生。彼女はそこで“蛇”の呪いを受ける…「蛇わずらい」他、戦慄の26話!

著者等紹介

神沼三平太[カミヌマサンペイタ]
神奈川県出身。大学の非常勤講師。実話怪談コンテスト超‐1/2010年大会、稲川賞受賞。第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞。2011年『恐怖箱 臨怪』(竹書房文庫刊)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夢追人009

244
神沼三平太さんは不幸な奇譚を書かせたら日本一じゃないかと思える方ですが、でも何とか少しは読者に配慮して悲しみを和らげる展開の話にされていますね。こんな不運が実人生に訪れません様にと切に祈りたいですね。『人食い踏切』平井というお調子者の大学生が住むアパートの近くに沿線でダントツに人身事故の多い踏切があり、深夜に彼がコンビニで缶コーヒーと漫画を買って店の前で読み始めると記憶が途切れ気づくとサラリーマンに肩をゆすられており酷く眠くて目を開けると「危ないですよ」と繰り返し声がして彼は線路に座り遮断機が下りて来る。2021/05/05

眠る山猫屋

55
不動産怪談かっ!?というくらい土地家屋の厭な怪談がちりばめられている。 でも気になったのは、誘惑から逃れ難い『人喰い踏切』、後悔が断ち切れない『虎縞』。語り手の優柔不断さが苛つくが、少し解らないでもなくて。そして『人形屋敷』。人形たちの隠し部屋、ワラワラ現れる人形たちはあまり怖くはないけれど、その想像するしかない因果が不吉過ぎて。2023/03/17

あたびー

40
この本を最後に「……草」シリーズは読破。またどれもこれも厭な結末のハードな話ばかり。作者にも体験者にも実害が出たとあとがきにあるんだけど、頼んますよ、もう〜。やはり不動産関係の話には惹き付けられる。一生に一回の買い物なのに、こんなことになってどうするの😭と感情移入。踏切の話も嫌だったなあ。先日、踏切を渡っている最中に警報鳴って、渡りきるところで遮断機降りてしまい、体を低くして下をくぐったら目の前にたくさんのお供え物の列……😭勘弁して〜。壺の話が百物語にも入っていてどこかしら繋がっていそうで嫌でした。2023/03/22

田中

32
ぞっとする実話怪異がいくつも収められている。「稲荷の祠」は、特に恐い。不動産業の僕の友人からも似たような話を聞いたことがある。土地の売買では「井戸」「祠」「池」等々が敷地にあると、その処理が本当に難しいらしい。現代の高度な情報化社会においても「祠」を粗末に扱うととんでもない目に遭ってしまうのだ。葉山さんの身にふり懸かった事故は、その不遜な態度が原因なのだろう。「チューリップハット」は、キャンプ場で何気なく拾った帽子の因縁である。どんな物であれ、何が憑いているか知れないので持ち帰るのはよくないのだろう。 2023/05/27

さりぃ

21
#実話怪談 毒気草 #神沼三平太 KindleUnlimitedで読了。 今回は本当に障りのある話特集。 怖!と思ったんだけど、 読んでみて超怖い!というのばかりとは言えなかった。 ただ、最初の三作品は特にぞわっと怖い。掴みはOKだ。 『裏山の神様』『高いところに置け』『懐中時計』 『稲荷の祠』『何処』『顔膜隧道』 『骨喰みの大壺』『御機嫌いかがですか』『人形の屋敷』 この辺りは興味深かった。2020/06/29

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