出版社内容情報
星々は語らない。淡く見えるとも強く輝く――
探偵と元軍艦の宇宙船がコンビを組み
深宇宙(ディープ・スペーシズ)での事件を解決する表題作の他、
異文化に適応しようとした女性が偽りの自分に飲み込まれる「包嚢」、
宇宙船を身籠った女性と船の設計士の交流を描く「船を造る者たち」、
少女がおとぎ話の真実を知る「竜が太陽から飛びだす時」。
“アジアの宇宙”であるシュヤ宇宙を舞台に紡ぐ全9篇。
現代SFの最前線に立つ作家、日本初の短篇集。
【収録作品一覧】
「蝶々、黎明に墜ちて」(“Butterfly
内容説明
探偵と元軍鑑の宇宙船がコンビを組み深宇宙での事件を解決する表題作他、異文化に適応しようとした女性が偽りの自分に飲み込まれる「包嚢」、宇宙船を身籠った女性と船の設計士の交流を描く「船を造る者たち」、少女がおとぎ話の真実を知る「竜が太陽から飛びだす時」など、“アジアの宇宙”であるシュヤ宇宙を舞台に紡ぐ全9篇。現代SFの最前線に立つ作家、日本初の短篇集。2019年度ネビュラ賞を受賞した表題作他、ローカス賞・英国SF協会賞受賞作を含む。
著者等紹介
ド・ボダール,アリエット[ドボダール,アリエット] [de Bodard,Aliette]
1982年生まれ。2006年から執筆を開始。2007年から現在に至るまで書き続けている“シュヤ宇宙”シリーズは高い評価を受け、ネビュラ賞、ローカス賞、英国SF協会賞など多くの賞を受賞した。母語はフランス語だが、作品はすべて英語で発表している。原稿はまず万年筆で紙に書くのが習慣。フランスのパリ在住
大島豊[オオシマユタカ]
東京生。10年余の出版社勤務の後、フリーの翻訳、執筆業。SF、ファンタジィ、アイルランドをはじめとするヨーロッパの伝統音楽に親しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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