出版社内容情報
見てはならぬ。触れてもならぬ。
曰くつきの美術・骨董品に纏わる怖い話!
自殺した父が集めていた曰くつきの美術品。最近購入した品の中に自殺の原因があると考えた息子は…「全部正解」、祖父が中国で買ってきた白い陶器の猿。祖父と少年の前でだけ猿は本物になる…「お猿」、叔母の家から持ち出した遺品の風景画。その夜から不気味な老人の幻影が纏わりつき…「凋落」、小学生の息子が拾ってきたダルマの絵。以来、家では異音とともに恐ろしい現象が…「ダルマさん」、昭和初期に華族の愛人が囲われていた屋敷には開かずの間があった。好奇心からこじ開けると、中には30枚に及ぶ同一人物の肖像画が。だがそれは凶事の始まりでもあった…「開かずの扉」ほか、呪われた絵画、美術骨董品に纏わる26の実話怪談!
内容説明
呪われた絵画、美術骨董品に纏わる26の実話怪談!
目次
全部正解(つくね乱蔵)
黒黴(つくね乱蔵)
いちまさん(ねこや堂)
お猿(内藤駆)
伊川さんの人形(つくね乱蔵)
塀の上のもの(三雲央)
歪―奇譚ルポルタージュ(久田樹生)
左目(ねこや堂)
無駄足(橘百花)
画廊の祠(戸神重明)〔ほか〕
著者等紹介
加藤一[カトウハジメ]
1967年静岡県生まれ。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』4代目編集者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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