内容説明
孤立無援の状態で、スラトンは標的のハメディ博士が講演をするスイスへと向かう。イランとモサド、さらにはスウェーデン警察からの追跡を受けながらもスラトンは暗殺者としての経験とテクニックを活かし、着々と準備を進める。妻からはふたたび暗殺に手を染めれば自分たちの関係は終わりだと告げられていたが、任務を遂行しなければ自分たちは一生モサドから狙われる。幸せな結末などありえない。平凡で穏やかな日常は過ぎ去ってしまったのだ。板挟みとなった暗殺者が選んだ道は―。大胆なストーリーと殺しのプロの緻密な描写が書評家たちをうならせた人気シリーズ!
著者等紹介
ラーセン,ウォード[ラーセン,ウォード] [Larsen,Ward]
USAトゥデイのベストセラー作家であり、フロリダ州図書賞を3度受賞。元アメリカ軍パイロットで、湾岸戦争の砂漠の嵐作戦で22回のミッションを飛んだ。連邦警察官、航空機長を歴任後、現在は飛行機事故調査官
川上琴[カワカミコト]
文学部英文学科卒業後、外資系船舶代理店、航空会社勤務を経て、小説を中心に翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tai65
4
星5つ2019/02/01
かんとり
4
ちょっとやさしめの暗殺者、腕は立つが暗殺者に家庭は似合わんな・・・ 前モサド長官との信は厚かったが、いまの長官は食えないヤツ、 引退したはずの暗殺者は、現場に戻らざる得ない状況になってゆく・・・ 主人公を追う警察も良い味出して、結末も、んーーー次に続く面白しろさ! 満足♪2018/12/21
hotsoy
0
第一作を上梓すると、映画化権がすぐに決まったそうな!納得です😀 臨場感溢れる文章力と実情に基づいた背景描写、荒唐無稽でない大人も納得させるプロット設定、全てに満足しました。只.うがった見立てをすると、この二作目はちょっと映像化を意識し過ぎちゃったかな?なんて……しかし、とても満足、三作目が待ち遠しい作品です✨2025/04/30
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