内容説明
『咒隠し』と呼ばれる奇祭のある山村、野指村。記者がそこで目にしたのは、生贄に見立てた人形の首を括り火をつけるという凄惨な祭祀だった…表題作「野晒し村」他、新居で多発する怪異の原因を探り辿り着いた悪夢「母たちの役目」、入ると呪われる廃屋に忍び込んだ少年を襲う恐怖「骨の家」、修学旅行で訪れた韓国の怪旅館「讐愕旅行」、祖母に禁じられた山奥に隠された真実「山の子供たち」の5話を収録。小説投稿サイト“エブリスタ”発、呪われた地の恐怖譚!
著者等紹介
湧田束[ワクタタバネ]
主な共著に『厭結び』(竹書房文庫)『狐の待つ対岸』(新潮社文芸誌yomyom別冊号)など
三石メガネ[ミツイシメガネ]
福井生まれ福井育ち。眼鏡会社に勤務していた
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書店員。著書に自身の体験を記した『霊感書店員の恐怖実話怨結び』(竹書房文庫)。また、小説投稿サイト「エブリスタ」にて『Rule‐消滅教室』(講談社)の原案も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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