出版社内容情報
人気落語家柳家花緑が、「笑う門には福来たる」を読み解く。学習障害のため漢字が読めなかった過去との対峙が克明に描かれています。
内容説明
22歳で戦後最年少真打ちとなった落語家、柳家花緑。順風満帆にみえる彼には、実は学習障害があり、通知表は1か2、漢字が分からず本を読むこともできなかった。初めて本を読めたのは18歳。なぜかピンときた、幸せとは何かを問う本だった―。それ以来、落語家として活躍しながらも、独学で漢字を学び続け、幸せについて考え続けてきた。ある時「笑う門には福来たる」ということわざにそのヒントがあるのではないかと思い至り、本書の執筆を決意。自らの体験と、祖父で師匠の人間国宝5代目小さん、筑波大学名誉教授・村上和雄氏、故・小林正観氏など多くの人に支えられながら導き出した答えとは―。画期的な幸せ入門書!
目次
第1章 「笑う」(笑うと身体にいい;プラスのことを私はたくさん信じたい ほか)
第2章 「門には」(「笑う門には福来たる」は日本人が作った言葉です;後光が差しているのが「光」です ほか)
第3章 「福」(「福」とは何でしょうか;神様だって笑いで危機をのりきった ほか)
第4章 「来たる」(「来たる」が来たりです!;深刻なときこそ真剣に ほか)
著者等紹介
柳家花緑[ヤナギヤカロク]
1971年東京生まれ。本名・小林九。落語家。9歳の頃より落語を始め1987年3月、中学卒業後、祖父である故・五代目柳家小さんに入門。1994年、戦後最年少の22歳で真打昇進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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