出版社内容情報
普遍的なモンテッソーリ教育の好著が、十三年ぶりに加筆され登場です。その後の子どもたちは? お母さんが変われば子どもも変わる。
オバマ大統領やグーグル、アマゾン、ウィキペディアの創立者たちが受けた教育として注目されるモンテッソーリ教育。もともとは、日常生活の行動を、子どもがひとりでできるようになることを手伝うことが、その教育法の出発点です。モンテッソーリ教育の入門書ともいえる『お母さんの「敏感期」』を読み、著者の相良敦子さんのもとには、モンテッソーリ教育および「敏感期」というものを知り、「子育てが楽になった」「保育がしやすくなった」という母親、保育者からの手紙が数多く寄せられます。『お母さんの「発見」』では、寄せられた手紙から事例を数多く挙げ、「○○の敏感期」をのりきるための「子どもの見方・たすけ方」を紹介していきます。「魔の2歳」「嵐の3歳」だけではなく、0歳から小学生までの育児に役立ちます。本書を読めば、「そうなのよ、うちの子と同じ!」そんな共感から、育児が楽になるヒントが見つかるでしょう。文庫のための書下ろし「母親が語るわが子のその後の生き方」では、モンテッソーリ教育を受けた子どものその後が読めます。
内容説明
オバマ大統領も受けた教育として話題のモンテッソーリ教育。日常生活の行動を子どもが自分ひとりでできるようになることを手伝うことが、その教育法の出発点。「自分でする!」という気持ちを、どう受け止めればいいの?育児が楽になるヒントが見つかります。文庫化に際し、「母親が語るわが子のその後の生き方」を書下ろし。
目次
第1部 「子どもの見方」が変わりました!(「子どもが変わる」のに出合いました!;モンテッソーリ教育に出合ったお母さんたち;活動のサイクルと心の成長;一歳から「自分でする!」は始まる;三歳までに大切にしたいこと;一生に一度、強烈なエネルギーのあふれる時期、「敏感期」;知性はどうやって育っていく?)
第2部 「子どものたすけ方」がわかりました!(育ち盛りの子どもに必要な環境;幼児期の生命と環境;子どもは「動き方」を学びたい;動きを学んで変わる子ども)
第3部 小学校で現われるモンテッソーリ教育の成果(小学生の母として;モンテッソーリの数・言語・文化教育が学童期に及ぼすもの;総合的な学習に現われる実力)
第4部(補) 母親が語るわが子のその後の生き方(日本の教育指針の変化と「自然のプログラム」;小学生時代を紹介して十三年を経たわが子の「生き方」;母親が変わると子どもが変わる)
著者等紹介
相良敦子[サガラアツコ]
九州大学大学院教育学研究科博士課程修了。滋賀大学教授、同大学教育学部附属幼稚園などを経て、エリザベト音楽大学客員教授、長崎純心大学大学院教授。日本モンテッソーリ協会理事。1960年代、フランスで、モンテッソーリ教育を原理とした手法Enseignement Personnalis´e et Communautaireを学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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