出版社内容情報
高校野球、さらに上のレベルで活躍できるかどうかは、親の考え方次第!多くの著名監督が語る理想的な親子関係とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
47
親は保護者ではありません。教育者です。指導者とともに子供を育てる共育者だ。親が気づき、学び、成長するからこそ、子供も成長する。最近、野球界は残念なニュースばかりだ。スター選手が覚せい剤で逮捕され、もっとも伝統ある球団の選手が野球賭博。報道こそされていませんが、日本代表の選手が道路にビールの空き瓶を捨て、未来のプロ野球選手を発掘するスカウトが平気でスタンドにゴミを放置したままにする。 意識は一瞬で変えることができる。「息子さえよければいい」「甲子園に出るのがすごい」「野球がうまい子が偉い」を変えるべきだ。2021/04/20
柔
23
指導者こそオススメ。親でなく、指導者目線で読んだら参考になった。生徒を預かったということは親になったということ。野球だけやってればいいではダメ!全てが野球に繋がる。学生時代の数学が理論立てて物事を考えること、国語だって文章から相手の感情を読み取る洞察力に繋がる。やるべきことはやることが必要なのだ。そしてみんなに愛される野球部を作ること。授業中寝てれば教師は応援しない。地域で挨拶もせず、ポイ捨てでもすれば地域の人も応援してくれない。10年後も応援されるチーム作りをしよう。これは大切だと思う。2020/12/29
ぽりま
1
◯親の子への過度な期待、価値観の押し付け、短期的結果の偏重は、子の成長を阻害する。 ◯親は、子の自律的成長を促し、見守る役割に徹することが重要。 内容は簡単にいうとこんなところだが、全体的にやや冗長。読めば分かると思うが、指導者側の組織・ルール作りも非常に重要。そういったエッセンスも散りばめられてはいる。しかし全体的に親に強くフォーカスを当てすぎな印象が残る。この著者の書く高校野球コラムは結構好きなんだけど、結論の付け方が強引なんだよなあ。。2018/10/11
佐伯 要
0
いつも自分が関わっている人たちが、著者の田尻さんの取材を受けて話していたので読んでみた。 自分とはまったく違う切り口で、「こういう見方もあるんだな」と参考になった。 高校球児の親が、他人からどう見られているのか。 自分が思う自分の姿と、他人から見た姿は異なるということ。 子どもがいる方は、子育て論としても読める一冊。2017/01/11
ちゃむさん
0
自分にも高校で野球をしている息子がいます。親がモンペ化しているだとか、派閥もしくはグループ化してるだとか共感できる話も多くありました。とにかく、親は出すぎないことだと思います。2025/06/17