竹書房文庫
預言者モーゼの秘宝〈下〉―クリス・ブロンソンの黙示録〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784801906136
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

オコーナー夫妻の死の元凶となった謎の粘土板の本体を入手したブロンソンとアンジェラは、ユダヤ伝説の遺物“銀の巻物”と“モザイク・コブナント”を探しにイスラエルへと向かう。しかしそこには同じく秘宝を狙う他の一団も集結していた。そんな中、ブロンソンたちはついに粘土板に刻まれた暗号を解読し、クムラン洞窟、エルサレムの地下、メギドの丘といったユダヤ古代遺跡で探索作業を開始するが、幾度となく命を狙われることになるのだった。果たして二人の運命は?そして財宝のありかを示した“銀の巻物”と、預言者モーゼの神託を伝える最大の聖典“モザイク・コブナント”は本当に存在するのか?はるか三千年を超える悠久の歴史をたどり、ユダヤ・キリスト教史の真実に迫る壮大な冒険はいよいよ佳境へ―!!

著者等紹介

ベッカー,ジェームズ[ベッカー,ジェームズ] [Becker,James]
イギリス海軍艦隊航空隊に20年以上所属し、フォークランド紛争をはじめ、イエメン、北アイルランド、ロシアなど世界のさまざまな国・地域で主に秘密作戦に従事する。退役後、作家活動を開始し、他にもジェームズ・バリントン、マックス・アダムズ、ジャック・スティールなどのペンネームで次々と小説を刊行

荻野融[オギノトオル]
翻訳者。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RIN

18
モーゼの十戒を実在を証明する遺物を求めてブロンソンと元妻はイスラエルへ。「好奇心、時に身を滅ぼす」ギリギリのところながら元妻は研究者の野心を抑えきれない。その筋の研究界のことはわからないが、畑違いの専門外でも発見しただけでキャリアアップに繋がるのだろうか?と基本的な疑問を抱きつつ、惚れた弱みでもはや単なるボディガードと化したブロンソンをほろ苦く応援する物語になっている(笑)2019/01/13

siva

16
前作「皇帝ネロの密使」と同じく薄い・・もっと何とか感は若干薄れたけれど、登場人物の設定が都合良すぎるのよね。同じプロットをジェームズ・ロリンズが書いたらずっと冒険活劇になって面白いんだろうなあと思ってしまう。2016/07/28

TheWho

12
下巻に入り舞台は、イスラエルへ移り、いよいよ入手した粘土板の謎を解明しつつ失われた遺物の探索に絡み複数の組織が、争奪のバイオレンスを繰り広げいく。物語は、歴史の謎と現代の政争、紛争が絡み合い展開しながら、結末へと導かれて行く様だった。結局失われた遺物は発見されるが、失われた秘宝がうやむやに、そしてモーゼの十戒の石版は、嘆きの壁に収められると云う結末だった。とにかく面白く、本著は、シリーズ二作目である様で初版と次作も含めて楽しみな作品です。2017/05/10

ロンリーランナー

2
面白くなかった訳ではないが、ちょっと最後はご都合主義的。今後は本格的に発掘?次作に期待。2016/06/16

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