出版社内容情報
高校野球の雄、横浜高の名参謀だった小倉。40年にわたる自分の野球人生を振り返りながら、野球ノートに書き留めてきた秘密を公開。野村克也、松坂大輔、絶賛。
内容説明
「秘技・二人殺し」は、このノートの中にある!高校野球は1点勝負。「スクイズを失敗しない方法」。甲子園62勝、優勝3度!「甲子園の達人」が40年間書き綴った戦略・育成「秘密の書」。
目次
第1章 小倉野球
第2章 戦略1・甲子園への道
第3章 戦略2・横浜高「常勝」の秘密
第4章 戦略3・偵察
第5章 育成1・バッテリー
第6章 育成2・守備
第7章 育成3・打撃
第8章 育成4・走塁
著者等紹介
小倉清一郎[オグラキヨイチロウ]
1944年6月16日生まれ。神奈川県横浜市出身。横浜高校から東京農業大に進み、社会人野球の三菱自動車川崎、河合楽器でプレー。ポジションはキャッチャー。選手を引退後、東海大一高(現・東海大翔洋高=静岡)、横浜商高、横浜高のコーチ、監督、部長を歴任。3校とも甲子園に出場させた名参謀、名伯楽。現在は「野球伝道師」として、全国野球行脚している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
35
これまで、東海大一高で4年間のコーチ、横浜高で1年間の監督、Y校で12年間のコーチ、再び横浜高に戻って部長・コーチ。 教え子でプロ野球選手になったのは、東海大一高で2人、Y校で6人、横浜高で42人、全部で50人。 そのうち、ドラフト1位が10人。高校時代に甲子園に出られなくとも、プロでリーグ優勝、日本一になった選手もいれば、WBCで世界一になった選手もいる。 プロに送り出すことだけが指導者の役目ではないといえ、選手たちがプロが目標だと言うならば、それを叶えてやるのが指導者の役目だ。2020/07/24
りんだりん
16
小さい頃の野球チームに一人はいる野球小僧。プレーが上手いだけでなく、どうすれば次の塁に行けるのか、何をやれば点が取れるのか、ずる賢いと言われるほど考えて動く貪欲な子供。そんな子供が野球を大好きなまま成長していくと著者のような方になるのだろう。 前半の自慢話に多少閉口するところはあるが、それも筆者の自信の表れであり「味」。後半はどんどん具体的な戦略、戦術の話になっていく。このノートをどの世代のどんなチームや人に当てはめることができるかは考慮が必要だが実践的で面白い一冊。★32022/08/01
みなみ
9
横浜高校野球部部長、小倉清一郎の本。小倉氏といえば横浜高校対PL学園の延長17回の死闘が有名だろう。相手校を徹底的に研究したノートは、この本でも引用されている。この本でも後半はパターンごとの戦略が詳しく書かれていて、かなり実践的な内容。前半は小倉氏の野球人生が記されている。横浜高校の前にY高にいたって知らなかった。プロに行った教え子と喋っても技術の話ができないというプロアマ規定についてすこし触れられていて、決まりとしては分かるがちょっと変だなあと確かに思った。2022/06/05
よっしー
9
★3・5 甲子園で成績残しているのは、やはりそれだけの理由があるんだな。2016/06/14
きるきるふわっち
8
びっくりするくらいチンプンカンプンで、ヘコむ。初心者のための野球ルール入門書とか読んでる私にはもう、雲の上の話だったです…意味わからんし…はあ。2015/10/11