出版社内容情報
中国の心あたたまる絵本を『食堂かたつむり』『ツバキ文具店』の小川糸が翻訳。
「だいじょうぶ。あなたのことを、わすれたりするもんですか」
いまはもう、いろいろなことを忘れてしまったやさしいおばあちゃん。
けれども、わたしは、おばあちゃんとトウモロコシをとりに行った、あの日をわすれない。
祖母を思う少女の気持ち、孫を思う祖母の気持ち。国をこえて、人間はみな同じです。
大好きだった祖母との思い出をファンタジックに描いたこの作品で、イラストレーターの早秋丸さんは新人賞をとり、絵本作家デビューしました。
祖母を思う気持ちをこめたこの作品に、中国でも人気の作家・小川糸さんが美しい日本語訳をつけてお届けします。
*中国接力出版社と講談社の交流30周年記念企画
*ひとりで読むなら小学校低学年から
内容説明
「おばあちゃんがわすれても、わたしは、ちゃんとおぼえているよ―」
著者等紹介
早秋丸[ザオチウワン]
絵本作家、イラストレーター。大学では広告学を専攻。在学中から独学でイラストの制作を始める。自らの祖母との思い出を描いた本作『The Afternoon We Went to Pick Corns』で接力出版社の絵本新人賞を受賞し、絵本作家デビュー
小川糸[オガワイト]
作家。2008年『食堂かたつむり』(ポプラ文庫)で作家デビューし、多くの作品が国内はもとよりたくさんの国で翻訳出版されている。『食堂かたつむり』はイタリアのバンカレッラ賞(2011年)、フランスのウジェニー・ブラジエ賞(2013年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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