竹書房新書
なぜ家康の家臣団は最強組織になったのか―徳川幕府に学ぶ絶対勝てる組織論

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784801900189
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0276

内容説明

二六〇年にわたる平和を創生した江戸幕府初代将軍・徳川家康。実は家康は最初から天下を狙えるような最強の家臣団を持っていたわけではない。むしろ最低の境遇と、最弱の家臣団を持つところから出発しているのだ。大きな組織に所属することでしか生き残れなかった戦国時代、弱小集団でしかなかった家康家臣団が、なぜ最後には天下を統治できる組織にまで変貌できたのか。そこには織田信長にも豊臣秀吉にもなしえなかった、「家臣を魅了し、家臣に愛される」という、家康流絆の物語が隠されているのだった。

目次

1章 「信」で繋がった最初の家臣団たちの苦闘
2章 主従一体となった独立への願い
3章 激戦の続く創業時を支えた家臣との絆
4章 忍耐と飛躍が結束を固めた経営戦略
5章 一大名から天下人への変貌
6章 戦闘集団から政治家集団への脱皮
7章 経済、文化、外交、宗教、異能のプロフェッショナル集団
8章 国家運営の礎を築く方策とは
終章 徳川家康のリーダー論

著者等紹介

小野雅彦[オノマサヒコ]
1973年秋田県生まれ。明治学院大学法学部法律学科卒業。学生時代より歴史に興味が深く、雑誌などの編集部を経て、歴史関係の雑誌を制作する編集会社に入社。朝日新聞出版やデアゴスティーニ・ジャパンで発行する日本史をテーマとしたパートワーク(分冊百科)の編集・執筆に携わる。在籍時から歴史関係の著述業を開始し、2012年に独立。主に戦国時代や幕末を描いた雑誌(歴史REALなど)で筆活動を行っている。また地方史を研究するかたわら、東日本大震災以降は、各地の原発関連の著述も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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getsuki

1
家康生誕前の政情から始まり、没するまでの間を幾つかのポイントに分け、分かりやすく解説している所がビジネス新書らしいなぁと思うなど。2014/10/10

みん

0
家康の生涯を辿りながら、家康と家臣とのエピソードを紹介している。聞いたことのある武将名が時系列に登場し、どの武将が何をしたのか頭の整理ができた。文章も読みやすく、面白かった。ただ、あくまで家康視点の本であり、家臣団の努力や家康に対する想いは淡々としか書かれていないので、他の家臣に関する本を読みたくなった。2015/08/09

Yosuke Kasuya

0
徳川家康の幼少期から江戸幕府の礎を築くまでの組織マネジメントについて簡潔に説明している。目次も経営者の心得が並んでいる。2014/11/02

いちと

0
家臣団にフォーカスした内容。 職場の先輩に借りた。 組織論としても家康家臣団ものがたりとしても面白く読む。2023/09/29

おかポン

0
徳川家康の生涯を振り返りながら部下のマネジメントを体得していく過程を解説した一冊。時代は違えど、繁栄する組織は決してトップだけでなく、そこに集う人次第なのだと改めて感じさせられる。2021/11/23

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