天徳貴人の神通力―昭和を生き貫いた阿房太郎の一生

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784801601888
  • NDC分類 916
  • Cコード C0023

内容説明

人の運命をつかさどる星まわりを運星という。その最高・最強の星である吉凶神殺の特殊星「天徳貴人」として5万人に1人の確率で出生した97歳の阿房太郎の、戦前・戦中・戦後から現在までの人生行路。

目次

第1章 戦前・戦中―天徳貴人の神通力の変遷(その一)(阿房太郎の出生;社会人となった阿房太郎 ほか)
第2章 終戦―天徳貴人の神通力の変遷(その二)(陸軍航空本部明石出張所;同志社工業専門学校 ほか)
第3章 米国留学―天徳貴人の神通力の変遷(その三)(米国留学;太郎の渡米 ほか)
第4章 米国より帰国後の研究活動―天徳貴人の神通力の変遷(その四)(外国の大学との学生交流;帰国後の太郎の活動 ほか)
第5章 退職後の状況―天徳貴人の神通力の変遷(その五)(定年退職;勲三等瑞宝章受章 ほか)
稀有な星のもとに生まれたもう一人の事例
付録 同志社大学理工学部の濫觴

著者等紹介

網島貞男[アミジマサダオ]
大正10(1921)年兵庫県白浜村(現・姫路市)生まれ。昭和17(1942)年旧制第三高等学校卒業。同年、京都帝国大学工学部機械工学科入学。昭和19(1943)年戦時体制にともない京都帝国大学を9月に繰り上げ卒業。同年10月、川崎航空機工業株式会社(現・川崎重工業航空宇宙システムカンパニー)入社。明石工場(発動機部門)に配属。昭和20(1945)年2月に陸軍航空本部各務原教育隊に予備士官候補生として軍曹で入隊。同年4月、見習士官として任官。同年6月、陸軍航空技術中尉として任官。昭和20(1945)年終戦にともない除隊。元の勤め先だった川崎航空機工業株式会社を9月に退社。同年10月、前年に開校した同志社工業専門学校に助教授として採用される。昭和24(1949)年学制改革により工専が大学工学部に昇格、助教授となる。昭和31(1956)年同志社大学工学部機械工学科教授。昭和32(1957)年「ゴムベルト式無段変速機の研究」で京都大学より工学博士の学位を授与。昭和35(1960)年渡米。フロリダ大学でロケットの力学に関する研究をナッシュ教授と1年間共同研究をおこなう。昭和57(1982)年9月に台湾政府招聘の客員教授として、国立台湾大学で翌3月まで講義をおこなう。平成4(1992)年同志社大学を定年退職。名誉教授。平成9(1997)年勲三等瑞宝章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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