内容説明
うまく生きるためだけの人生では味気ない。家庭で会社で心の重荷に揺れるお父さんお母さんへの「ちょっとだけの愚直」のすすめ18章。
目次
家族はあいまいな存在である―まえがきを兼ねて
八割離婚願望説
してもらったことは都合よく忘れる
問題を内蔵しない家族など存在しない
個性化を打ち出す子どもに親は狼狽する
中高年の避け難い苛立ちと焦り
「整え志向」一辺倒では味気ない
自分自身が重荷の働きざかり
自分本位がすれ違いを招く
「分離生活型」夫婦の出現〔ほか〕
著者等紹介
村松基之亮[ムラマツモトノスケ]
1936年、大阪市生まれ。1961年、読売新聞大阪本社入社。以来32年間にわたり本社編集局に勤務。1993年春、自主退職へ。10数年来、新聞社勤務の傍ら個人の立場で現代家族の生きる上での価値観の心理的なぐらつきを軸にした独自の実感的家族論を発表。退職後も人間性および宗教性との接点を中心に据えた取材作業を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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