内容説明
啓蒙的な政治エッセイ。ウィーンの東と西。延安時代の中ソ対立と米中接近。フロイト、フロム、ド・ゴールらが登場。橋本左内の国家構想。マンハイム、ルカーチ、ヴェーバー、ラスウェル。著者の自在な遊びの世界。
目次
講演(ウィーンの東と西―比較政治論の試み(一九八八年)
延安時代の中ソ対立と米中接近(一九九六年)
ヨーロッパから見たアメリカ―S.フロイトとドゴールの場合(二〇〇五年)
ヒトラーの性格―E.フロムによる分析(二〇〇六年))
エッセイ(チリ アジェンデ政権の挫折(一九七三年)
橋本左内の国際認識と国家構想(一九九二年)
政治認識論を読む―マンハイムとルカーチ(一九九一年)
政治概念論を読む―ヴェーバーとラスウェル(一九九一年))
著者等紹介
中川原徳仁[ナカガワラノリヒト]
旧姓、松隈。1932年3月1日長崎県対馬厳原町(現・対馬市)出生。1940年佐賀県鳥栖町(現・鳥栖市)に転居。九州大学法学部・同大学院にて政治学専攻。1966~1987年東京経済大学助教授・教授。1970~1987年同大学柔道部部長、現名誉部長。1976~1978年ウィーン留学。1979年松隈姓より中川原姓へ。1987~2002年久留米大学法学部教授。法学部長、図書館長、大学院研究科長。2002~2007年久留米大学特任教授。1995~2016年西日本図書館学会会長。現在、久留米大学名誉教授、西日本図書館学会顧問、東アジア文化研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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