内容説明
迷いが行動に変わる方程式。世界の一流機関が科学的に証明した、行動最適化マネジメント45。成功確率はコイン投げで決めても一緒。
目次
1 考えすぎる理由・考えすぎない方法
2 行動を最適化する
3 不安から「冷静」へ
4 最高に集中する
5 態度だけはポジティブであるべき理由
6 脳、体、心のつながり
7 リセット&GO!
著者等紹介
堀田秀吾[ホッタシュウゴ]
明治大学教授。言語学博士。熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学オズグッドホール・ロースクール修士課程修了。言葉とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな分野を融合した研究を展開。「学びとエンターテインメントの融合」をライフワークとし、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書を多数執筆。雑誌・WEBなどにも多数連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
132
まあまあおもしろかった。情報と考えすぎることが多すぎる現代人に向けて、世界中の様々な研究結果、実験結果を例にあげながら「考えすぎないようにする」ための方法をまとめた一冊。1項目3ページくらいで端的にまとまっているのでサクサク読み進められるし、翻訳書っぽいサラッとしたイラストも多用されていて読みやすい。たまに著者の実体験とかも入ってくるのがいいアクセント。全体の文字組みもスッキリ。うまい感じにまとめられている。2021/04/22
kou
60
「考えすぎない方が、行動力や幸福感が高まり、仕事や人生にいい影響がある」。その方法や理由が45通りも書いており、読み応えがあった。ホントに、この著者の本は、どれも面白い。2021/10/31
TomohikoYoshida
36
考えすぎてネガティブになったり、不安になったりする人のための、前向きに生きていくためのマインドセットの本。最新論文をベースに解説し、マインドセットにつなげていくという流れで、非常に分かりやすく、行動に移しやすい。単なる精神論ではないのが良いところ。全部で45個のテーマが設定されており、最初から読んでも良し、気になるところから読んでも良し、という構成。自分にとってのポイントを、ことあるごとに見直そうかと思い、早速、30個ばかりをOne Noteに書き出した。2020/11/11
メタボン
30
☆☆☆ 各国の大学のいろんな実験データに基づき、ストレスの減少法を紹介した本。今ある不安は来年の今にはほぼ忘れている、ぼーっとする方が考える力は高くなる、イヤなときは10数えてリセット、怒りをぶつけられたときはその原因は自分ではなく他にあるとすりかえる、感情を書きだすことで不安が軽減、一日数回呼吸に目を向ける、コーヒーを飲むより階段をのぼれ。2021/09/01
ta_chanko
26
心配事の9割は起こらない。今、この瞬間に意識を向ける。考えるよりもぼーっとする。情報がありすぎると良い選択ができない。「損しないように」と考えると判断ミスが起こる。「ざっくり」覚える。比較しない。イライラしない。邪推しない。感情を書き出す。10数えてリセットする。子犬や子猫の写真を見る。呼吸に意識を向ける。休憩中に歯磨き。笑うことは生命力を高める。観察力が高いと信頼関係を築ける。じっとしているよりも体を動かす。複雑な感情を味わう。良い睡眠をとる。とりあえず森へ行け!2022/05/10