出版社内容情報
清水 晶子[シミズ アキコ]
著・文・その他
内容説明
あなたは、あと何回親と話せるだろう?幼いころの思い出、両親のなれそめ、感謝の気もち、介護、お墓、お金、相続、実家の片づけ…など。「その日」がきても後悔しないために。
目次
親と話をする以前の話
1 体・心の話
2 病気・介護の話
3 お墓・お葬式の話
4 お金の話
5 相続の話
6 実家の片づけの話
著者等紹介
清水晶子[シミズアキコ]
神奈川県生まれ。一般社団法人日本クオリティオブライフ協会代表理事。葬儀社の役員として、15年以上にわたり年間1,000件を超える葬儀供養などの相談に携わり、人生の終末期における生活者の悩みに真摯に向き合う。さらに自身の祖母の介護・成年後見を経験したことにより、終活の必要性・重要性を生活者・事業者に伝えることが使命と考え、一般社団法人日本クオリティオブライフ協会を設立。長寿社会において、最後まで尊厳を保ち、だれもが人生に幸福を見出せる社会の醸成に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わんつーろっく
21
高齢の母親は勿論のこと、私もそろそろ老前整理とライフデザインノートに少しづつその日までの想いを書き込んでいくお年頃。実家に帰るたび、昔のアルバムを眺めながら、私が知らなかったことを母の言葉で知らされることがとても嬉しい。両親が揃っていて元気なときに、そんなこと聞けないよなぁと思わず、いつか決めなくてはならない決断を先延ばしにしないで、一歩を踏み出せるように背中を押してくれる本だ。実家の処分は幸せだった記憶がいっぱいあって、辛いだろうなと覚悟している。2019/07/15
おはぎ
14
★★★☆☆話しにくいけど亡くなる前に聞いておきたいことを①体・心の話、②病気・介護の話、③お墓・お葬式の話、④お金の話、⑤相続の話、⑥片付けの話とカテゴリー分けしてリストアップ。項目を挙げられても、このことを親と話せるかどうかが重要で、話の切り出し方にも触れられてるのが面白い。別冊の「もしものときに役立つノート」が本編で触れられたことをまとめるのに便利。2017/01/25
ten ten
8
親は子の気持ちが分からないのと同様、子供にとっても親の考えている事は分からないもの。 高齢になった親が何を望むのか、親目線で考えるきっかけになりました。これからのこと、これまでのこと、思い出作りも兼ねて出来るだけ会って話をしておきたいなと思いました。2020/10/06
まんまる
7
正月帰省前に読んでみました。 まだ元気な親、だけど、いつ認知症やさよならになるかわからない。気付いたら高齢者になっている親。 元気なうちに話して、確認できることは明確に。何からすればいいか、その手がかりがたくさん得られました。2019/12/29
くらーく
6
仰る通りです。そのつもりで、帰省して親と話をしたりするのですが。なかなか、末っ子の父親と長子の息子(私)では、話が合わなくてねえ。もうね、甘えるのもいい加減にして欲しいなあ、と思う訳ですよ。死ぬのが怖いのは分かるけど、死んだ後の事を聞くと激怒されてねえ。考えたくないのだろうねえ。着々と衰えているのに。会話を拒否されたら、何のために帰省しているのやら。 まあ、著者が女性なので、もう少しうまくやれているのだろうなあ。自分も反省しつつ、本のようにはいかんなあと思って読了。2020/07/18