内容説明
昭和の人気挿絵画家・土井栄が撮り溜めた昭和三十年代の東京が甦る貴重な情景遺産。
目次
新宿
山手線沿線
銀座
リーマン天国
丸の内界隈
浅草
著者等紹介
飯塚クニオ[イイズカクニオ]
1955年東京都出身。東京都立工芸高校印刷科卒業後、1976年に広告代理店に入社。その後デザイン会社勤務を経て、1986年に「デザインルーム フレッシュボイス」を立ち上げ、1992年からは有限会社フレッシュボイスとして、各種広告物の制作から雑誌の表紙や書籍の装丁まで、紙媒体のほとんどを制作。2005年からはコラム作家としてデビューし、飯塚八海山のペンネームで雑誌やMOOK等に全国のグルメや歴史を紹介した街歩き取材記事を執筆している。また、2015年からは「見知らんジャパン研究室」の室長として出版物の企画編集も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
139
昭和30年代と現在の比較写真集、繁華街の雰囲気はあまり変わっていませんが、一番違うのは日本橋でした。一日も早い首都高の地下化を願っています。 https://saiz.co.jp/saizhtml/bookisbn.php?i=4-8013-0726-12024/08/15
とよぽん
52
昭和という激動の時代を、東京の街並みの変化で見せている。私は東京に住んだことはないが、都電の沿線跡地が「四季の道」という遊歩道になっている写真に引きつけられた。見開きの各ページは、主に昭和30年代の写真と令和4~5年ごろの写真が対比されている。昭和の人々の服装や持ち物、建物、交通機関が、当時の時代の雰囲気を感じさせてくれる。開発って、何なのだろう?2025/07/08
茶々丸
4
昭和3~40年代の東京の街を撮した写真。その場所の現在の様子とを並べ、ビフォーアフターの形で紹介していく。この手の本は、なぜか好きで眺めてしまう。 あまりに変貌していて、正確な場所が分からないものも多いのだが、昭和40年代前半の生まれである私にとっても、空気感を肌で覚えている写真も多い。 あまりの変貌ぶりに言葉が出ない場所もあるが、こういう本はいろいろな意味で楽しめる。2024/11/02
kaz
3
馴染みのある場所でないとピンと来にくいが、かつての東京の雰囲気がうかがえる。図書館の内容紹介は『新宿駅東口交差点、渋谷スクランブル交差点…。昭和の挿絵画家・土井栄が撮り溜めた昭和30~40年代の東京各地の街角写真を、現在の風景とともに掲載。約70年の時を経て東京がどう変ったかを見比べることができる写真集』。 2025/02/01