内容説明
日本には1万4125もの島がある。しかし、そのうち、よく知られている島はほんの一部にすぎない。本書では、有名な島からあまり知られていない島まで、幅広くディープに深堀りして紹介した。そこに生きる人々のいきいきとした姿とあわせて、じっくりと離島の魅力を堪能していただきたい。
目次
1章 歴史に名を刻む島(かつて人口密度が世界一だった「軍艦島」;戦時中に地図から消された大久野島;国運をかけてつくられた人工要塞・東京湾海堡 ほか)
2章 自然と人が交差する島(日本で一番新しい島・西之島;アホウドリとレアアースで一獲千金?南鳥島;もとの5倍の大きさになった巌流島 ほか)
3章 日本の文化が薫る島(「海の正倉院」と呼ばれる立ち入り禁止の沖ノ島;島流しにされた賢人たちが築いた八丈島;お墓がない島と1人2基のお墓がある島 ほか)
著者等紹介
夏川一生[ナツカワイッセイ]
海なし県の栃木県で生まれ育つ。南房総の海に浮かぶ仁右衛門島にハマって以来30年、離島のとりこになる。離島の持つ大自然と独特の文化、そして潮風を全身に感じるため、仕事の合間を見つけては離島を訪れたり、島で野宿を行ったりしている、自称離島研究家。出版編集プロダクション代表。浜辺にキャンプを張り、素潜りが大好きなアウトドア遊びの達人でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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