出版社内容情報
「江戸の庶民は黒船に興味津々だった」「薩英戦争で薩摩藩はイギリスに善戦した」「新選組は早くから洋式の装備を導入していた」「日本の水道網や識字率は外国よりも優れていた」など、これまでの研究で明らかになった34の幕末史の新説を紹介。事件、戦争、社会・文化というテーマから、図版を用いて幕末の真相を読み解いた一冊。
内容説明
薩長同盟は倒幕目的の同盟ではなかった/坂本龍馬は大政奉還を発案していない?井伊直弼は日本の開国に反対していた/江戸城は無傷で開城されていない…新史料と新たな史料解釈に基づいた最新の歴史常識を紹介。
目次
第1章 事件に関するウソ(黒船に関するウソ;開国に関するウソ;砲艦外交に関するウソ ほか)
第2章 戦争に関するウソ(薩英戦争に関するウソ;奇兵隊に関するウソ;新選組の武器に関するウソ ほか)
第3章 社会・文化に関するウソ(社会インフラに関するウソ;工業に関するウソ;植民地化に関するウソ ほか)