戦国武将の土木工事

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戦国武将の土木工事

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  • サイズ 46判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801304819
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0021

内容説明

インフラから読み解く武将たちの強さの秘密。織田信長は臨時に造られる陣城造りの名手だった、鉱山開発を援助して銀を軍事活用した毛利元就、山国出身の武田信玄が港湾整備を成功できた理由など、土木工事を通じて見る新しい戦国武将たちの姿。

目次

第1部 経済発展を支えたインフラ事業(織田信長×安土城城下町―巨大経済圏の誕生を支えた織田信長の土木工事;武田信玄×金山―誤解されがちな武田家と金山開発の関係に迫る;上杉謙信×直江津―特産品を出荷する港湾都市の整備に着手 ほか)
第2部 土木工事で戦に備える(織田信長×陣城―前線に造った臨時の城で敵をじわじわ攻め落とす;織田信長×石山本願寺―一向宗の建築技術が織田信長を苦しめ続けた;武田信玄×港湾拠点―ゼロから水軍をつくった信玄の港湾整備の秘訣 ほか)
第3部 領国経営の基盤を強化する(武田信玄×信玄堤―盛られ過ぎた信玄の治水事業の実態;北条氏×小田原―北条5代の土木工事で支配体制を盤石に;朝倉氏×一乗谷―足利将軍邸に範をとった時代を象徴した城下町 ほか)

著者等紹介

豊田隆雄[トヨダタカオ]
福島県生まれ。現職の高校教師。埼玉大学大学院修士課程修了。学生時代の専攻は東アジア研究。学校では日本史の他、世界史、地理など社会科全般を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

17
大量に参考文献にあげた昨今の新書や専門書を高校の日本史の先生が噛み砕き「加藤清正×新田開発」「信玄×信玄堤」といった具合で28講にまとめた本。土木工事のみならずインフラや経済基盤にまで触れられており、私がとっても好きなやつ。謙信が青苧(繊維)を都に運ぶ港湾税として年間60億ゲットしてたことや朝鮮出兵の際、突貫工事で造られ20万もの人々が全国から集まったものの関ヶ原後に解体された名護屋城の末路、火山のない明に火薬の原料である硫黄を輸出していた西国大名たちなどどれもこれも面白かった。2021/03/03

わたお

12
戦国の世で生き残るためには、戦に強いだけではダメで、国を富ませるために治水をしたり鉱山を開発したり街道を整備したりと、裏では地道な国造りをしていた。いろんな武将のいろんな土木工事が紹介されて面白かった。やっぱり武田信玄の国造りは面白いですね。2021/06/30

白黒甚平

8
戦国武将と土木工事。戦もそうだが、災害や街づくりといった面白い視点から見ている本だった。戦略や戦の経過結果などに比べれば地味なのは間違いないが、今でも人間の生活基盤として大切な部分として大切であることが数百年経っても感じられる。現在も災害続きの国であるのは変わりないので、国全体ではなく、この視点から今の都道府県別で、どんな取り組みを行ってきたか、誰が主導していたかなどをまとめて取り上げても面白いかもしれない。2021/11/25

skr-shower

3
パラパラと。”戦国小町苦労譚”を読んでいるので手に取った。戦国時代が過ぎれば、治水や地位の誇示・守りの陣容を示せるのだから大事な仕事。2021/08/11

みの

2
敵の攻撃に備えるためだけではなくて、貿易などでも重要な意味合いがあった土木工事。 土地それぞれの事情があって、武将たちがどうやって対処して行ったのかが1テーマ6ページほどでまとまっているので、細切れに読んでも読みやすい。2021/05/31

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